2013年2月28日(木)
初診(日本の病院で)のときの先生の説明によると、
「乳がんっていうのは骨に転移しやすくて、その次が内臓。
現時点で、エコーで右脇のリンパ節が腫れているのが見えるから、
リンパ節にはすでに転移しているかも」、というお話。
リンパ節に転移すると、リンパ液や血液にのって、
がん細胞がたんぽぽの綿毛のように全身に回ってしまうらしい。
とはいっても、散らばったがん細胞がまだ発芽前であれば
抗がん剤でその芽を摘み取ることができる。
でも、すでに発芽してがん細胞が増殖し、転移が確認できてしまうと
ステージは4=末期ということに。。。
私はネットである程度調べていたから知っていたけれど、
携帯電話やネットとは全く縁のない母はその話を聞いて声が震えてた。
骨への転移の有無は骨シンチグラフィーで、
内臓への転移の有無はCTで調べるそうなので、
この日はこのふたつの検査を受けることに。
朝9:00に病院に行って、まずは骨シンチの造影剤を注入。
この造影剤が骨全体に行き渡るのに3~4時間かかるため、
検査開始は午後。
CTも午後の予約だったので、いったん駅まで戻り、
カフェ併設の本屋さんで漫画を読みながら時間つぶし。
検査はどちらもただ寝ているだけなので、
何の苦痛もなく無事終了。
ただ、もしすでに転移していたら・・・と考えると恐ろしくて、
結果が分かるまで生きた心地がしませんでした。