お金もちの高齢者に限って、ポイントや無料サービスに固執するのはなぜだろう。


そういう積み重ねが、

お金持ちにつながるというか、

金持ちほど、

小銭にうるさいというか。


ポイントがアプリに導入されて、

自分で入れられない方が、

店員さんに頼んで入れてもらっていたけど、

今度はそれが、

うまく機能しなくて、

納得できない、と、そのお方が、

何回も何回も試してみるけどダメで、

長蛇の列ができ、別の店員さんがレジを開けて、

やっと流れて、

私も会計終わって振り返ると、

まだ、そのお方はポイントの事でもめていて、

ブランド品バッグに、素敵なお召し物に身を包み、

いいところの奥様ふうだけど、

ポイントにはうるさいという…


そういえば、

父が存命のころ、

毎日の買い物していたスーパーで、

ポイントがつくとかで、

カード、カード、ってうるさかったのを思い出した。

父は、正真正銘の貧乏?だったけど。

息子(私の弟)から毎月仕送りを受けていたくらいだから。


カードの絵柄も擦り切れるくらい、

毎日カードを提示していたのだろう。


今日はポイント2倍なんだよ!

と嬉しそうに話すこともあった。


弟は、そんな父を見て、

ちっ、セコイな、って思ったらしいが。


訂正!

お金持ちじゃなくても、

高齢者はみんなポイントが好きなのだ!

私だって好きだけど、

少額だったら、

面倒で出さない時もあるなー。

アプリがうまく立ち上がらない時とか、

今日は、いいです。とあきらめちゃう。


しかし、


父は、

ポイントを貯めるのには燃えていたのだが、

ポイントを使うことは知らなかったのだ。


父が施設に入り、

財布の整理をしていたとき、

擦り切れたポイントカードを見つけて、

スーパーのセルフレジでポイント照会したら、

たくさん入っていて、びっくりした。


父にそれを伝えたが、

よく分かっていないようで、

ふーん、そうなんだ?

と他人事だった。


父が亡くなって、

骨になった日、

私と弟で、

スーパーでお寿司とお酒を買った。


コロナで、

お見送りの会、という簡素化した葬儀だったため、

法要の食事会もなかったので、


せめて、

私と弟と父の写真を囲んで、

お寿司でも摘もうと。


もう、このスーパーで、

父が買い物をすることもないのだ。


ポイントを全部使う、

を選択して、

持ち出しはゼロだった。


父が、

いいよ、いいよ、みんな使って、

パッとやろう。


と言っているに違いない(いいように考えてます、はい)


高齢者のポイントの話から、

父のポイントカードの話になった。


先日、乳がん検診しに、

初めて行った病院で、

問診票のなかに、

家族にガンになった人がいるか?

というのがあり、

あり、に◯をつけたら、

ドクターに、

お母様は何のガンでしたか?

と聞かれて、

胆嚢がんです、と答えて、


母のことも思い出していたところだった。


母に続き、

父も思い出す。


そう言えば、もうすぐ、

お彼岸だ。


弟に電話してみようと思った。



マロの最近の、

お気に入りお昼寝スポット。

台所の板の間


食べ物の匂いに包まれて眠りたいのだろうか〜💤


では、また明日パー