暑い暑いと言いながら、
もう、夏も終盤に。
娘も8年ぶりに地元に返り咲き、引っ越し四日目、今日は、
高校時代の友人たち招いて楽しくしている様子。
私たちは、どういうわけか、転勤でたまたま住んだこの街に、
そう、縁もゆかりもないこの土地に住み続けることになり、今に至る。
娘や息子も、この土地で大きくなり。
息子は、ものごごろついたころにはこの土地にいて、
ふるさとがこの場所みたいなものだけど、意外にもこの土地に執着はなく、
転校経験もあり、いつでも引っ越しも転校も大丈夫、と豪語していた娘のほうが、
実は、この土地に執着していたということか。
周りの人は、
なぜ、先祖も住んでない、この土地にずっと住み続けるの?
と不思議に思うのか、
よく、真顔で聞かれるのよ、
いつまでこちらに住むの?実家の親御さんは大丈夫?
いつかはあちらに(実家)帰ってしまうんでしょう?
と。
私と夫の共通の知人からの年賀状に、
T(夫)は東京に住んでいるのに、
どうしてウサギはそちらに残っているの?
とわざわざ書いてあって、ニヤニヤしてしまった。
そうか、
ここに住んでいると、不思議なのか・・・・
いや、確かにそうなんだよね。二人の実家がチーバくんなのに。
昔、よく行っていた美容院の店主(女性)が、
兄夫婦が転勤で遠方に住んでいたのだが、
最近、地元に戻れたというのに、嫁は子供とそのまま遠方に住み続け、
実家の親が体調悪くなっても、遠方に住んでいる兄嫁は、われ関せず、
兄だけでは、十分な看病ができず、妹である自分が、
美容院の仕事のあと、車飛ばして泊まり込み、
早朝、実家から職場(美容院)に通って・・・
兄嫁に対しても、
あいつ、ちょっと頭おかしいんですよ、
普通、そういうことできます~?
自分と子供だけ、縁もゆかりもない土地で暮らして、
夫だけ帰してきて・・・
と、怒り心頭で、不満を言っていた。
その話を聞いて、
Σ(゚д゚lll)ガーン
私も、そういうふうに、世間で思われているのね?
盆暮れ正月、
毎回、この時期になると、そういうテーマが重くのしかかってくる。
二年前のブログを読んでも、
そのテーマに欝々としながらも、やり過ごしている様子が。
全然変わってないんだなあ。
変わったのは、
ポッキーがいないこと。
もう、犬は亡くなったんでしょう?
と、聞かれること、しばしば。
もう、この土地に住んでいる理由がなくなっているんじゃ?
と言われているようで、
モヤモヤしていたところに、
娘の引っ越し。
私たちはここで育ち大きくなりました。
ここが私のふるさと、実家なのよ。
という、娘の言葉も胸に刺さります。
というわけで、今日も、
落ちのない、ブログで失礼しました。