昨日職場の愚痴を書いたからなのか、
偶然にも、嫌な事があった。
神様は意地悪だ。いや、でも、きっと、ちょっと油断している私に、
気を付けなはれや!と、知らせて、
思い出させる試練だったんだ。と思うことににする。
始まりは、ボスからの誘い
今日はホットヨガお休みの日でしょう?
…(よくご存知で)うん
Kちゃんとランチ行くけど来ない?
今日はちょっと寄るところが…
と丁寧に(え?)お断りして、
のんびりのびのび、とある飲食店に入店したら、
奴らがおった。ガーン

狭い地方都市、チープなランチコースは、だいたい限られている。
ボスが、
あら、もう用事終わったの?
ここ、空いてるよ!
ニコニコしながら手招き。
逃げ出すわけもいかず、合流と相成りました。

話題は、当然、
有休問題。うちの会社がちょっと有休システムが変わり、
得する者が若干名出てくる。
その若干名が、
とてもズルい!不平等だ、
というのが今日の議題らしい。
ボスが、
得する人が数人でもいるなら、
それは皆だまってないんじゃない?
キッチリ平等にしないと、皆騒ぐと思うよ!
と。
ボスよ、(かつて私のお友達だった頃が懐かしい。)一番騒ぐのはきっとあなたでしょう。
心の中のつぶやき。
そのとき、Kちゃんが、
経験談を語った有休に纏わる苦い思い出。
昔、総務のミスで、有休付与日数が1日多く付いた。システム画面に有休日数が出ているのだが、何かのエラーで、有休残日数が1日多い状態に。
彼女は、それをきちんと報告したが、
総務は後回しにして放置し続けた。
その話を聞いたボスは、
いろいろな人にリサーチした。
なんと、私も1日多く付与されていた事がわかり、
ボスに詰問され、
私も1日多かった。と白状してしまった。
仲良しだったからね、そのころ。
しかし、それから半年、Kは2回ほど総務に確認したが、放置されたので、もう、この際使う!
と宣言
ボスは、動いた。
偉い人が出張で来たとき、その偉い人に、
世間話的インタビューのように、
うまくタイミングを測って、
総務のずさんさをサラリと訴えた。
自分が告発しているのではなく、
当事者のKが、
何回も確認しているのに放置されている、
と悩んでいる。
周りのパートさんたちも混乱して不信感すら持ち始めている。
果たしてこのままでいいのか?…と。
この、さりげないサラリと話すところが彼女の頭がいいところ。これは1つの才能
彼女は、頭がとても良い。いつも感心する。
自分が不満に思っているわけでなく、
周りの混乱に心を痛めている、的な、訴え。
そして、事態は急転
総務はようやく重い腰を上げ、
究明に乗り出した。
で、結局、私もKも、他にもいたかもしれないが、
とにかく1日多い有休は、
システム画面から消えていった。
ボスは大満足
Kは使ってしまっていたので、予定が狂ってしまったと愚痴っていた。
私は、
事の成り行きを知っていたので、
Kに、遠回しに言った。
こういうことは、あまり公言しないほうがいいよ。特にボス(ボスとは呼んでない、念の為)には言わないほうがいい。
的なことを。(全然遠回しでもないか?)
でも、Kは、私とボスが仲良しだと信じているから、
なぜそんなことを言うのか不思議に思ったのか、
とにかく、全然心に響いてないようで、その事件があったあとも、
ボスに総務の愚痴を言っていた。
ボスも、
ほんと、総務も、いい加減な仕事するわよね、
それで被害受けるのは、私たちよね。
と、Kに同情するふりをして、( ̄ー ̄)ニヤリってしていたわけ。あ~、怖い、怖い。
今日、そのKちゃんが、かつてのその事件の思い出話をして、
ボスと一緒に、また総務の悪口を言っている。
やっぱり、Kって、わかってないな、
本当に、怖いのは、こうして総務の愚痴をボスに語っていることだよ。
私の忠告、全然覚えてないんだな~
そう思いながら、
その話題に、我慢できなくなり、
もう、いいじゃない、
あなたたちに実害ないんでしょう?
とたしなめてみたら、
ボスが、
だって、みんな、得した人達に自慢されて、悔しい思いをしているんだよ。
と言いだす。
自慢?佐藤さん(仮名)が?←そう、佐藤さん(あくまでも仮名)が昨日、私の隣の席で、
ふふふ、私、得しちゃっているみたい、
と、話しているのを聞いていたので、
佐藤さんの名前を出してしまった。
そうしたら、ボスの瞳がキラリ~ン

え?佐藤さんが、得しているの?
と食いついてきた。
しまった!ボスは、得している人がいるとは知っていても、
具体的にだれなのか、まだ把握していなかったようだ。
まあ、時間がたてば、そういう情報も仕入れると思うけれど、
この段階で名前を言ってしまったのは、痛恨のミス。
きっと、ボスは、
佐藤さんが得をした一人みたいだよ、うさぎちゃんが言っていた、
と、口外するだろ~よ。過去の事例からしてもそういうストーリーが想像できる。
あ~あ、やっぱり、沈黙は金だ。
だめだ、わたし。いつも、語るに落ちる。
奴と対等に議論するなんてできないんだ。もう、大失敗だよ。
聞いたら最後。
話したら最後。
見たら最後。
昔の人は、よく言ったものだね。見ざる聞かざる言わざる

もう、ハッキリ公言するか。
あなたたちとは、一切、行動を共にしません
ランチも行きません!
なんてね。妄想公言。
もう、ボスがいる時点で、アウト。隣町でランチするか。
いや、なんで私がそこまで。くそ~。
と、一人、悶々としながら帰宅。
家事をしていたら、
こんな物を見つけた。
ラップに包んでしまっていた。
ポッキーが、
寝たきりになり、食事も、私が抱っこして、
箸やスプーンで口に入れていた。
今年のお正月に出した祝箸(割り箸)が使いやすかったので洗って使っていた。
スプーンも古くなったら捨てようと思いながら、まだ使えたので洗って使っていた。
これを見つけて、
号泣だよ。
私ね、ここ何ヶ月も、
職場の嫌なことも思い出すこともなかった。
そんな余裕がなかった。
ポッキーと向き合うのに必死で、
ポッキーのことしか頭になかった。
排泄、水分、食事、睡眠、体調問題、
そればかり考えていた。
ポッキーが亡くなり、
私にも、また、日常が戻り、
バカみたいに、嫌な事を思い出しては、
自分を追い込んでいる。
動けなくなったポッキーのお世話は、
実は、
私自身のケアができる時間だったんだと。
ポッキー、ありがとう。
お母さんに素敵な時間をくれて。
あなたが居なくなった今、
また、私は、元の、つまらないことでイライラするお母さんに戻ってしまったよ。
いけないね、こんなことじゃ。
箸やスプーンは、それを思い出させてくれたんだね。
でも、これ、処分しなきゃね。
そう思っている。
イライラしたり、
悲しくなったら、
お線香炊いてお祈りします。
これからも、頑張れよ!
って、言っているような?
前半、同僚とのくだらない話になりスイマセン。
身バレはしないと思うけど、
これは、あくまでもフィクションです、
ということにしておこう…
また、明日
