今日も寒い。冷たい雨が、雪に変わるという予報。

 

かろうじて、雪は降らなかったけれど。これじゃ、咲いた桜も縮こんじゃうわね。

 

今日、ショックなことが。

 

最近よく遊んでいるサークル仲間(あくまでも仮称)の一人、M1さんのワンコちゃんが高齢(12歳)だということで、

 

オムツやらオシッコシートやらをお下がりで渡したばかりだったんだけど、

 

その子が急に亡くなってしまったという連絡がきて。

 

同じ市内なんだけど、いつもライブとか映画とか食事に行くとか、

外で会うことばかりで、

お宅にお邪魔したこともなかったので、

 

今度、ゆっくりワンちゃんと会わせてね、と

と、そんな話をした矢先だったので・・・・

 

オシッコシート自体使ったことない、っていう方だったのよ。

100%排泄は外で、散歩は一日3回、病気一つしたことないという、パーフェクト犬でした。

 

これから、室内での排泄も覚えさせたいから、って

シートもオムツも活用するね、って、喜んでもらってくれたのに。

 

10日前くらいに、

 

お腹の調子が悪くなって、さっそく初めてシートやオムツ使いました!

 

とお礼の連絡が来て、

 

もうすっかり治りました。と、いうので、安心していたら、

 

亡くなったという知らせで。

 

私、思ったんだけど、こうしてブログで交流している方々とは、

距離が離れていても、近況がわかっているわけで、

 

そのお宅のワンちゃんとかも、

画像などで様子を見ているから、すぐ近所に住んでいるお友達のように、

まるでわが子が亡くなったかのような悲しみを共有できると思うんだけど、

 

かえって、

 

こうして、リアルな友人のちびっ子ちゃんの様子のほうが分からないということ、

 

そして、

 

悲しみの度合いも、今一つ共有できない。

 

でも、それぞれに、失った悲しみはあるわけで、

 

それを共有できないからといって、それがなんだろう、悲しんでいるのは確かに友人なのだし、

 

うまく言えないけれど、

 

ラインのやり取りで、踏み込めない悲しみ、というものを感じたので、

 

もう、これ以上は触れないでおこうと思った次第でした。

 

こんなことを書いているのは、実は、ブロ友さんが紹介していたコラム?

 

鴻上尚史の人生相談~

 

というのを読んだばかりだったから。

 

このコラムを紹介してくれてありがとうございます、

 

私は、

 

ポッキーが亡くなったとき、ブロ友さんたちに、

お悔やみの言葉をかけていただいて、心底癒されました。

ある意味、リアルな友人やご近所さんより、

遠くの、犬トモさん、

遠くの、愛する人を失った悲しみを経験している人、

そういう方々からの言葉が、心に染みて、素直に涙を流せたような気がします。

 

だから、

 

人それぞれなのではありますが、

 

私がされてうれしかったことが、相手にとってもうれしいことかというと、

 

確かにうれしくはあっても、その度合いも違うかもしれないし、

 

ぐいぐい行くのは、やめようと思った次第であります。

 

それからもう一つ気付いたこと。

 

私は、傷つきやすいの~

 

と言っても、誰も信じてくれない私ではありますが、

 

小さなことで、いちいち傷ついて、それがたまらなく嫌に思うときがあります。

 

そんなとき、

 

傷つくのは、自己憐憫のあらわれ。

 

という江原さんの書いた一文を読んで、ハっとさせられました。

 

そう、何が私をそんなに傷つかせていたのか、

 

それは、私が私を可哀想だと憐れむ心、

それに薄々気付いていたからこそ、

自己嫌悪に陥っていたんだなあ、と。

 

そういえば、以前、

 

職場の同僚たちが全員下の名前で呼び合っているのに対し、

 

私のことは、誰一人、そういう呼び方はしないで、

 

普通に苗字に「さん」をつけて呼ぶことに気づいたとき、

 

愕然として、一抹の寂しさを感じましたが、

 

それも、自己憐憫の表れ。

 

今は、

 

ふん、呼び方なんてどうでもいいわ、

たいして仲良くもないのに、ちゃんづけで呼ばれたら気持ち悪い、

普通に苗字呼ばれる、それの何がいけないんだ?

ここは職場だ、

仕事が終わればサッサと帰る。

呼ばれ方は、よそゆき顔で結構だわね。

 

と、思えるようになりました。

 

でも、鴻上さんも言っていた。

憐みの気持ちで声をかけられているとわかっていても、

孤独を感じているときは、それでも、それがとっても嬉しかった。

 

私、その気持ちもすごくわかります。

 

だから、大勢でないとき、

 

個々の人が、たまに、・・・そう、二人きりになると、とたんに朗らかになる人がいるけれど、

 

うさぎちゃん(仮名です、あくまでも)、と呼んでくれたとき、

 

ふふふ、と、顔がにやけてしまったりすることもあります。

 

やっぱり、同年代のオバがたくさんいる職場、グループ化というか、

どうしても集団の中の立ち位置を気にするんだろうね。

そういう生き物だよ、人間って。

なかなか、一匹狼になれない、そう、当たらず触らずな関係。

特に誰かと親密な仲になりたくない、っていうのが

大方の気持ちだと思う。

 

なんだか、人間って大変だな、とシミジミ思います。

 

ようやく、私も、職場のロッカーで、

一匹狼になる心地よさがわかってきました。

それでも、ふと誰かに親しみを込めて話しかけられたら、

それはそれで嬉しい、

そう、ごく自然でいい奴じゃないか~い、私。

 

人間だもの、by相田みつを


では、最後に、ポッキーを。


リュック背負ってお散歩動画




ではでは(^^)/