お他所のキャバちゃんを見ていて、思った。
キャバちゃんの、のらくろみたいな、
ぷっくりしたホッぺた、タプタプ、
可愛いなあ。って。
ちょっとタプっとした口元見て、
ニヤニヤする3月うさぎでしたー。
そして、
ポッキーとの出会いを思い出したりしていました。
というわけで、
今日は、思い出話。
とある老婆が開くドッグサロン
表からは、素敵な家具と絵画が見えて、
あら、素敵〜♪
と足を踏み入れたら、キツイ匂いが。
動物臭半端ない
今まで何店舗かペットショップを回ったが、
ここまでひどい匂いはしなかった。
とはいえ、17年前のペットショップは、
今とはだいぶ違っていたと思う。
何か雑然と、棚に並べられた生き物たち
かわいいサロン風のお店もチラホラできていたが、
まだまだ、
商売でやっています!感が否めない店が多かった。
そんななかで、この老婆のサロンは、
生体販売はしていなかった。
奥で鳴き声は聞こえるものの、
動物は見えなかった。
ペルシャ、、スコティッシュフォールド、
アメショーあたりの猫たちが、悠然とサロンでくつろいでいた。
店内にいるうちに、鼻がバカになり、
臭さにも慣れてきた。
老婆が、
どーいう犬をお好みかしら?
と上品な笑顔で。
ご家族の構成は?
住居は?
と質問され、
ピッタリの子がいますわ。
今、連れてまいりますね
と
奥から連れられてきたのが、
生後二ヶ月のポッキーだった。
ネズミみたいなシッポ(まだ、毛が充分に生え揃えていなかったので)を、ブンブン振っていた。
目がクリクリだ!
抱いてみてください。
と老婆に言われ、抱いたら最後、
私の目はトロントロン。
この子は、親が小さいから大きくなりませんよ。1月4日生まれです。
頭の模様が不格好なので、値がつかないのだけど、顔が可愛いから、私のそばに置いておきましたのよ
と説明されたが、
私は目がハート状態で、
気に入ったのなら、お譲りしますよ。
という言葉にハッと我にかえった。
お譲りしますよ!って、え?もらえるの?
無料?
と思って息をのんだ。
いいんですか?こんなかわいい子を。
と、答えたら、
なんか、サロンに電話がかかってきて、老婆が席を外した。
一緒に来た夫が、
本当に飼うのか?
と聞いてきた。
かわいいじゃない!譲ってくれるというし。
無料だってよ。
と答えたら、
バカだなあ、譲る、っていうのは、
売るってことだぞ!
夫が呆れた。
えー、そうなの?
とコソコソ話していたら、老婆が戻ってきて、
〇円で如何かしら?
と、突然の値段交渉
血統書はあとで送ります。
振込先はこちら
と、振込先メモを渡してきた。
ぬぉー、そこそこ、相場の価格、
ちっ、無料じゃないのか、ま、そりゃそーか。
と、頭のなかで、パート貯金のそろばんパチパチ(古っ)
はい、分かりました。
と答えたら、
もう、連れて帰るでしょ?
と。
ワンちゃん飼った人から、
契約してから数日後、
シャンプーしてから連れてきてくれたよ!
と聞いていたので、
もう連れて帰っていいんですか?
と質問したら、
もちろんですよ!
と。
そして、
ゲージはいかが、
フードは、
爪切り器は、シャンプーは、水飲みボトル、
耳垢とりパウダー、
フード皿、
とにかく、たくさん出してきた
ちょっとちょっと〜
と思いながら、ノーと言えない日本人
夫は、こういうとき無言で席を外す。
関係ない、みたいな顔して、知らんぷりする。
くそー、出すのは私か?
今日連れて帰ったら、グッズ必要だもんね
と、
ヤケクソになり、一式買いました。
で、
連れて帰って、ゲージ組み立てて、
渡されたフードをあげて…
家族一同、
大興奮。夜も、殆ど眠れなかった。
ゲージで寝せたら、寂しそうに鳴くから。
ということで、
ポッキーとの出会い
このあと、
波乱万丈、いろいろ事件がありました。
それは、また今度。
いつか、書きます。
って、一度書いたんだわ、昔。
どこかに記事あるはず。でも、探すのも面倒。
1回読んだ人も、
もう、忘れたでしょう?ぷぷぷ。
とにかく、あのときは、いろいろあった3月だった。
私も若かったし、
子供たちも、どちらが先にポッキーを抱くか喧嘩するくらいの、幼さだった。
彼らは、すっかり大人になり、
ポッキーは、子犬から老犬になった。
あっという間の17年だったな。
あのころ、
すぐ死んじゃうわよ、
て、言った人、私は忘れませんよ。
あ、でも、顔忘れたわ(笑)
風の噂で聞いておくれ、
ポッキーは、もう17年も生きたぜよ!

