スポーツの世界でも、どんな世界でも、
上に立つ、師と呼ばれる人との相性が大切だよね。
以前、
野球の名門高校に推薦で入ったものの、そこの監督に
なぜか嫌われてしまって、
試合で使ってもらえなかった子が、どんどん転落していき、
高校を退学して、不良になって、夢中になった野球と縁が切れてしまった、
という、新聞のコラムを読んで、
胸が詰まる思いだったことを、今日、思いだした。
アメフト問題やレスリング問題の報道を見て思いだしたのかな。
当時、息子の部活の試合メンバーの選抜の件で悩んでいた時期だったから、
なんだか、その新聞コラムの話がリンクしてしまった。
挫折のない人生なんてないに決まっているけれど、
誰だって、能力以外の、人間性、でメンバーを外されたりしたら、
そりゃ、どん底の気分だろう。
試合に使ってもらえれば、どんどん開花する才能もあったはず。
もし、態度が悪いって烙印押されたら、
もし、監督とウマが合わなかったら、
かなりの能力、誰も文句を言えない力をもってないと、
それを覆すのは難しいね。
横並びの実力じゃ、選んでもらえない、ってこと。
それが嫌で、タイムが重視される、陸上や水泳を選んだっていう人もいる。
なるほどなあ、と思った。
大人になっても、そんな場面はたくさんある。
上司に可愛がられ、うまく引っ張ってもらい、時代の波に乗り、成績を収めるサラリーマン
企業は、人が作ってるんだもん。人間関係、そりゃ、大事。
でも、
うまくそれに合わなかった場合は?
私が中学生のとき、
今でも覚えているけれど、
昼休みの給食準備中、係じゃない子は、体育館でバレーボールして遊んでいた。
でも、楽しすぎて、ついつい長くなって、
給食を一斉に食べ始めるシステムの学校生活には、そぐわない、迷惑がかかる、
と、先生が時間厳守を言い渡した。
そう言われていたのに、約束の時間に遅れた私たち。
10名近くいただろうか。
教室の後ろのドアから入った私たちを、腕組みして睨む女教師。
一列に並びなさい!
ロッカーの前に並ばされる。
あなたがたは、あれほど言ったのに、なぜ時間を守れなかったのか。
特に、ひどいのは、うさぎさん、あなたです。
名指しされた私は、びっくり仰天
なにゆえ??10名中の私が一番悪い?
目つきが悪すぎます。なんですか、睨むような挑戦的な目つきは!
Σ(゚д゚lll)ガーン
私、目つき、悪い?いや、ちょっと、先生の頭上にかかってるまん丸時計を確認しただけ。
にらみつけてなんかいないんだけど、
時間を確認するのに、視力も悪いし、ちょっとアゴ上げて、目を細めたかもしらん。
でも、先生をにらみつけてなんかいないのよ。
と、これは、全部心の声。
そのときの私は、何にも言えなかった。
生徒たちの視線が、私に集中する。
ドキドキして、何も言えなかった。
でも、あとから聞いたけど、私、全然動揺しているようには見えなかったんだって。
ふ~ん、って顔していたらしい。
実は、かなり動揺しているのに、他人からの見え方、
それ、ど~よ?←動揺とかけてマス(解説しないと分からんかと思って。ぷぷぷ)
まあ、何十年も経っても、覚えてる、結構衝撃的な出来事。
私は、もともと学校が嫌い、先生も嫌い、だったけれど、
皆と違う行動をとる、という勇気もなく、学校を辞めたり不良になったりすることもなく、、
淡々と通ったと思う。
サリーちゃんに出てくるヤマベ先生みたいな素敵な先生なんていなかったなあ。
ちびまる子ちゃんに出てくる先生みたいのでもいいな。
そんな先生、一人もいなかったなあ。
師とよばれる人に、何の期待も尊敬も持てなかったのは、不幸な学生生活だったのかもしれない。
先生にかわいがってもらって、どんどん認めてもらって、
という素敵な思い出がある人が羨ましかった。
羨むあまりに、
学校なんてきらい、先生なんて嫌い、
って思っていたところもあるけれど、
そういうことを含め、
羨んだり、妬んだりすることは、人生を半分面白くなくしているんだと思う。
半分青い、のドラマで、すずめがそう言っていた。
指導者や、先生と、呼ばれる人は、
どうか、生徒たちのお手本になって、多くのことを学ばせてほしい。
なんて、理想か?
向かいあうのは、人間同士。
いいことも悪いことも、いろいろあるね、人間だもの、by相田みつを
良い師に会えることも運命の一コマ。
あれ?
話がそれたけれど、
何が言いたかったかというと、
どんな世界にも、理不尽なことはたくさんある。
他の人が認められて、自分だけが認められないことも多々ある。
でも、
自分を可愛がるのは、自分だけ。
人に否定されたって、大丈夫。自分だけは味方です。
食べたり食べなかったり、
いいだったり、悪い
だったり、
日々、いろいろだけど、
それでも、まだ、目力あるよ!ロボットみたいに、
歩いているよ。
(以上、ポッキー情報でした)