NAGANO H/M&H/R summit ストレス殲滅計画が無事に終わりました。
RATTのトリビュートバンドCattのロビンとしてやらせていただき、
オリジナルバンドのチェリーベリルでも参加させていただき、
とても疲れたけど、とても良い経験になったLIVEでした。
参加メンバーがみんな手練れでホント気が抜けないバンドでした…。(いや、まじでみんな本当に凄いのよ)
以前このブログでも紹介させていただいた、「魂のギターデュオ」でエレキギターを担当されている、
寺島さんがウォーレンを弾いて下さり、そのテクニックにスタジオで圧倒されたショックを抱えたまま当日を迎えました。
何から何まで違うわけです。
音作りからタイム感、ギターの音の厚み等…
いつも客席から見ているだけでしたが、実際に同じアンサンブルの中に入るとステージ以上に凄さがわかります。
もう聞きたいことだらけで、ピックは?クリーンの音は?エフェクターは?
等々、会うたびに色々聞いてしまって、でもそのたびに丁寧に説明してくれて、「なるほど…」と、思っても実際の効果や意味、なぜその選択に至ったのか、などは自分自身がもっと研究していかないとわからない事。
知識として得てもそれは知ってるだけで、理解していることにはならない。
この経験を活かして今後もっと生きた音のするギターを弾けるようになりたい。
運よく?Cattが1バンド目で、チェリーベリルはトリ前というありがたいタイムテーブルのおかげで体力的にはギリギリなんとかやり切れました。
今回のLIVEで改めて自分が持っている変な思い込みや劣等感みたいなものが吹き飛びました。
技巧派のギタリストが多い界隈で技巧派じゃない自分のコンプレックスから、変な方向にギターの舵を切っていました。
「自分らしさ」を完全に忘れていたわけです、ここ数年。(;'∀')
ギターソロで前に出たら、それなりにテクニカルな事しないとはずかしいじゃん?
だからあまり前に出ないとか…。
しかし、私の師匠であるキース・リチャーズは前に出て何か特別な事をしているわけじゃない。
ジミー・ペイジだってそうだ。
私がなりたかったギターリストってどんなんだった?
今回のLIVEで心底思い出した。
「上手だね」っと、言われたくてギター弾いてた自分が情けないです。
チェリーのヴォーカルを努めてくれている佐々のステージを動画で改めて見直してから、さらに自分の守りのギタースタイルが情けなくなった。
格好つけるとか、みっともないとか、ダサイとか、そういうもの全て取っ払って完全に振り切れてるステージングに、何年も一緒にバンドやってきてて、今さら感動してしまった。
打ち上げで話をしたライブハウスの店長さんのアドバイスもドンピシャで刺さったな。
不思議だけど、なんでもタイミングってあるもんだ。
女性ギタリストって言うゲタを履かせてもらって得してる部分おおいけど、やってる本人は男も女も関係ないと思っているし、むしろ男性には負けたくないって気持ちでやってる。
やっぱりブレるのはいかんなーっと、この年になってまだそんな事言ってる自分。アホだなぁ。
ロックンロールの「ロール」がなくなっていた自分に気づけたこのLIVEは、私の一生の宝になったのは間違いなし!
やはり実際の経験による成長は本を読むより大事なことだ。
苦手な事も挑戦してみる、本気でやってみる。
そこから掴めるものは、そこに至るまでにどれほど打ちのめされても価値があるものだと知りました。
ああー、ブログ書きながら涙出てきた。
悔しい涙と、がんばるぞの涙の両方です。
本物の音を奏でる、本物のミュージシャンが自分の周りにいるっていうのはこれほどありがたい事はない。
そしてもれなく全員やさしくて、気のいい、いい人ばっかり。
この恵まれた環境は私の宝物だ。
ありがとうございましたー!!!!
あっ、
海外進出に備えて日常英語ぐらいは覚えなくちゃww