作業療法の検査を受けました

 

心理検査と違って、検査というよりは

完全に遊んでいる感じで、本人もとても楽しそう

 

ボールプールに入ったり、ブランコをしたり

粘度、パズル、鍵をあける、お絵描き等

使われている玩具は、療育に適した 良い玩具!


 

中でも、医療用のシリコン製粘土は初めて拝見しましたが

手につくこともなく、通常の粘土よりも固く

扱いやすい点に驚きました

 

ボールプールも、子どもが埋まる程の深さがあり

なるほどと思いました

 

もちろん一つひとつの道具に、意味とねらいがある

 

言語療育とは大きく違い、子どもが作業している間

療育の先生とお話したり、付き添うこちらも

話しているだけで、とても勉強になりました

 

今回は、筋力の弱さと身体の使い方が気になり

一度 専門の方にみていただこうと思い

検査のはこびとなりました。

 

筋力の弱さが、言語の遅れの原因なのか

やはり 発達に偏りがあるのか 見極めたこともありましたが

 

結果はこれからですが、前回同様 数値だけでは

図れないことも承知の上

 

今回 療育の先生のお話が とても ためになったので

自分なりに まとめたいと思います

 

大まかな所見では、

主に 胸まわり、肩、背中上部、腹筋、口まわりの

筋肉の弱さが伺えるとのこと

筋力をつけると、本人の意図した通り身体が動き、

もっと出来る事が広がりそうだとのこと


こんなに細かく分かるんだな~

そんな細かく どこの筋肉がどうで、ここが苦手なので、こういうカリキュラムで補っていこう!とか。


 

やはり本人が好まない遊びの中に

そのヒントが

 

例えば___

 

粘土!

 

手が汚れるのが気になり、粘土には興味があるものの

長くは遊ばず。


しかし、この粘土遊びひとつでも

丸める作業で、手のひらの感覚を養い、

絵を描いたり、パズルをはめるときなどの、

モノと手の力加減などの感覚を育むそう

 

また、絵がついてる粘土版に押し込む作業では

力が必要なため、胸や腕、腹筋の方までも使う

 

そして力を入れる時に 自然と出る 歯の食いしばり

これも大事だそうです

 

粘土が良いのは知っていたけれど

ここまで深くは知らなかった。。。

 

また、我が子は、食いしん坊で 0歳のときから

食べることが とても上手でした

まず、こぼさない!

そして、器用にスプーンを使って食べていました

これは、上の子が使うので そういうものだと思ったのか

率先して使い、手づかみして わしゃわしゃ食べる姿はありませんでした

 

しかし、これが残念なことだったとは、、、

 

手づかみで食べることによって

手の感覚の大部分が養われるんだそう

 

手が汚れるのを嫌がる子の多くは

手づかみ経験が薄く

手の感覚の鈍さにつながると。

 

指先は器用ですね!と褒めていただきました

指は器用なんですけどね

 

はさみや細かいものを摘んだりは上手だけれど

レゴの組み立てやつみき、パズルのはめ方が

何だか異様だなぁ〜と思っていたけど

 

なるほど。そうだったのか。

 

先生は、手づかみしなかったことを

心底残念がってる様子でしたが、

「まだまだ追いつけるから大丈夫!」と言ってくれました

 

 

あと、ブランコを恐がるので

揺れるのが 嫌なのだと思っていました

 

しかし、療育のブランコに楽しんでのるあげく

飛び乗ったり、立ち乗り、片足乗りまでしていました

こんな風にブランコを楽しむ姿は初めて

 

低くて、乗る板が カフェテーブルほど広く恐くないから?

 

答えは、安定感


不安定な場所には、自分で身体の軸を整えて

乗らなければ、とても不安定で

それはそれは恐いよね


要は、しっかり座る筋力が無いが故に

不安定な場所で 自分を支えることが出来なかったのです

 

色んな遊びをしてみながら〜

赤ちゃんの時はどうだったのか?

歩き始めたのはいつか?

好きな遊びは何か?

好まない遊びは何か?

私から見て 気になるところはどんなことか?

 

細かく聞いてくれて、

話の中で苦手が予想されることを、玩具を変えながら遊びを通してみていく

そんな時間でした

 

本当に良い先生でした

場所ではなく、

先生との出会いが とても大切だと思うので

今回は、始めから良い先生と出会えてラッキーです♪

 

 

一応 保育のプロなんですけどね

やはり親子だと 子どもも甘えが出てきて

苦手なことは やりたくない

面倒なことは すぐやって

私も そのまま言う事聞いちゃって

 

でも他の人だと こんなに出来るのね!!

 

「一人の子どもを育てるのに 

    一つの村中の人が必要」

なんていう言葉もありますが

専門性のことのみならず、精神面でのアプローチもあるんだなと。

 

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