目が合わない

言葉が遅い
集団から外れる
こだわりが強い
落ち着きがない
 
「ウチの子 大丈夫でしょうか? 心配で...」
というのが 時折ある
 
特に1歳児クラス(2歳の誕生日を迎える子)
 
正直なところ、
性格なのか、発育のペースなのか、障がいの疑いがあるのか この年齢では分からない
 
また、とてもデリケートなことなので
そうかもしれないと思っていたとしても、園の方から 「可能性あります!」なんて事は まず言わない。
個人の判断で、勝手な発言は出来ない。
ただただ保護者の不安を受け止めて、お手伝い出来ることは、何でも致しますといったところでしょうか
何気なく相談できるところを紹介することはあっても、プッシュはしない
なので、保育士の「大丈夫ですよ」の大丈夫は、
不安を抱える保護者の気持ちを組んでということを、心の片隅に知っておいていただきたい
 
 
ただ1つ言えるのは、
発達障がいに関しては、少しでも可能性があるならば、早い時期にできる限りのフォローをすることである
 
3歳を迎えると、大分明白になってくる
 
本当に心配な時は、発達検査を受けると
すぐに分かるので、発達外来への予約をおすすめ
 
違ったなら、それは それで良いとして
 
 
 
 
例えば、早期教育やミュージックセラピーは
そもそもLD児のためのものであった
早期教育することで、引き上げて 差を縮めるということである
ところが、今となっては
学習効果が高いことから 優秀な脳をつくり上げるための習い事に^^;
 
まあ それは良いとして!
 
 
早い時期の支援について。
 
「もしかして 発達障がいかもしれない」と思った時、すんなり受け入れられるお母さんは少ない。
少しでも 違うという可能性を探して、眠れない日々を過ごしたり
そんなはずがない!と自分に言い聞かせたり
 
でも 本当に 本当に そうだったとしたら?
 
1番 我が子のためになることは 何だろう?
 
早期ケアの大切さの1番は、
発達凸凹を把握し、得意な事を伸ばしながら
苦手な事を やり方を工夫して 影響なくしていくということ
 
そして、二次障害を未然に防ぐということである
 
 
広汎性発達障害(ADHD.LD.ASDを含む)は
発達凸凹があるが故だか、凸凹があるということは、皆が全員ではないが 凡人離れした優れた能力を持っていることがあるということである
 
『不思議の国のアリス』の著者で有名な
ルイス・キャロル も そうだったのではないかと言われている
彼は、幻覚を見ることがあって、モノが大きく見えたり、小さく見えたりすることがあったようで
アリスの物語は そこから生まれたのではないかと言われている
 
スティーブン・スピルバーグは2012年にLDだとカミングアウト
トム・クルーズが映画「レインマン」への出演を決めたのは、自らかLDだからだと
 
人類の歴史をみた時に、現在の文化は
彼らの優れた能力や感性があったからこそ 今ここにあるのかもしれない