訳あって、隔週で東京と長野を行ったり来たりの生活をしています。
春はいつも、桜を迎えに東京や山梨へ行くのが慣例で。
長野の春は遅いから、春だけはいつも迎えに行くものだった。
今年は東京に忍び寄る春から敢えて目を逸らし、長野に帰ってきたら真冬に逆戻り。
そんな、季節があっちこっちの不思議な世界。
樹齢二千年、武川の神代桜は今年も雄大に咲き誇っていてくれました。
お寺の門をくぐれば、水仙と桜の花盛り。
春が満ち満ちた空気を胸いっぱい吸い込んで、平成最後の春のはじまり。
賑やかな春の声に誘われながら。
今年も逢えた、日本三大桜のひとつ。
桜の花は勿論のこと、巌のような幹も見事な古桜。
春の日差しも桜を帯びて、柔らかく暖かく散り散りと地面を舞っていて。
さくら、さくら。
いろはにほえど、ちりぬるを。
この翌日に、長野はまさかの大雪で。
それも二日に渡って大雪で。
春はどこぞ、桜はいつぞ。
咲かぬ名所に人は来れども、桜の蕾は未だ難し。
そんな長野を後に、来た東京の桜は葉桜で。
季節の節目はどこへやら。
また週末に長野に帰るその時は、桜は咲いているのかな。
東京の桜は散ったけど、風はまだどことなく冷たくて。
春と冬。
今年は混ざって不思議な感じ。
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