好きな場所に行く。
好きなことをする。

誰だってそれは、好ましいことのはずだ。

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ずいぶん久しぶりになってしまった、三鷹の点滴堂さん。

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白い階段を注意深く登って、本の園へ足を踏み入れる。

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運良くテーブルがひとつ空いていて、カフェオレにありつけて。
優しい味のお砂糖をひとさじ。

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付け合わせに頂いたお菓子は、帽子の模様。

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テーブルの前には、アリスの本が棚の上まで。

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白い部屋の一角には、双子の星の雑貨展。
まるでそこだけ、薄明の中に入り込んだような場所。

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ここだけ、空気がすこし夜の匂い。

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ひそひそと囁き交わす星の声が聞こえるような、夜の終わりか始まりのような。

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星のかけらがあちらこちらに。

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流れ星を閉じ込めたドロップを、何度も手にしてはため息をついた。
ひとつ、持ち帰ったらきっと願い事が叶いそうな星のいろ。

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窓際に戻れば、白いテーブルの上に虹が散っていて。

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この虹のかけらを集めたら、夢のはしかが治るんだとか。

そんなおとぎ話を嘯く、やわらかな時間がここにひっそり流れている。

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白い部屋に迷い込んだ男の子は、本棚の陰に。
いつか耳元で囁いた、あの懐かしい本のありか。


好きな時間。
好きな場所。
ここには全てが詰まっていて、ゆっくりと揺蕩っている。
いつかの時間も、いまの時間も、それからきっとこれからも。

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