ふと、足元に目を落としたら。

にほんブログ村
こんなところに、朝顔が芽吹いていた。
アスファルトの隙間から、どこかへ巻きつくこともできないで。
それでも空へと蔓を伸ばし、蕾をつけた朝顔。
花が咲く日、私は誕生日。
まるで小さなハッピーバースデー。
その花を、私は見ることはできないけれど。
今日もどこかで、知らないどこかで、きっと私とは無関係な誰かや何かが、世界に色を添えている。
そして私は、その色を知らずに受け取って。
やさしい花が、今日も咲く。
* * * * *
ランキング参加中です。
応援の一押し、お願いします。

にほんブログ村