「いつも忙しそうだよね」と言われて、ふと首をかしげた。

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仕事も辞めて日々のんべんだらりと暮らしているはずなのだけど、そう言えば何かと予定が入っている。
先日足をすっかり痛めたけれど、それでも『1日一度は必ずきちんと身支度して外出する』と言うノルマのためにも、毎日外へ出ていた。
なにせ、療養というやつは体力が無くなる。
休み始めて療養仲間に出会うこともあり、話を聞くとやはりみな同じ不安を抱えていた。
実際、ほんの少しの入院でも体力は驚くほど衰えていたりする。
そんな不安もあるし、何よりも。
休んでいることで自分が『駄目』になってしまうと言う、根本的な不安が無意識に燻っているような気もした。
起き上がれない、しんどい日があるから、尚更。
このまま、起き上がれないんじゃないか。
動けなくなるのではないか。
その時はもうこのまま安らかに永眠したいくらいしんどいのだけど、それを抜けるとそこに落ちる恐怖が勝る。
それで気がつくと予定を入れたり、予定がなくても何かと人に会ったりして外との繋がりに縋り付いていたのかもしれない。
幸い友人知人に恵まれていて、誘いの声もよくかかる。
誘えば応じてくれる人もいる。
外にフラフラ出てみると、5、6人と会うことも少なくない。
気付けば幹事の真似事のようなことを、していたりもする。
朝、一度同じくらいのを開封したはずなのだけど。
そんなこんなで、先日とうとうすっかり疲れて丸一日起き上がれなかった。
流行りのパンケーキじゃなくて、バターとメイプルシロップのオーソドックスなホットケーキとコーヒー。
少し、ブレーキをかけよう。
とは言え今日はまた、大勢の人に会うのだけれど。
束の間、こんな風にお茶をして。
少し息を、吸って、吐いて。
マイペースに生きるつもりが、中々難しい。
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