眠りの波打ち際で、見る朝日。

どうにも毎日、眠くて仕方がないのです。

夜はもちろん、朝も寝て、昼が過ぎてもまだ眠い。

なんとか支度を整えて、外に出てもまだ眠い。

車の中で耐えきれず、仮眠を取れば一時間二時間過ぎていたりする。

どうにも眠い。

とにかく眠い。

その眠さときたら凶器的で、甘く柔らかな心地よい眠さとは違うのです。

強迫観念のような眠さで、眠気という刃物を突きつけられているような眠さなのです。

眠っていても寝苦しく、浅い眠りの中で何度も何度も嫌な夢を見て。

寝心地の悪さにベッドから転がり落ちて、部屋のとんでもない場所に気付いたらいることも。

とにもかくにも、眠い。

眠っているのに眠い。

何やら心か身体に問題でもあるのか、また掛かりつけのお医者さんに相談しようかとは思っていますが。

居心地の悪い眠りと言うのは、不眠症とはまた違った辛さです。

明け方空を見たら、白々しい朝を見た。

朝焼けにもならない、真っ白な朝。

そうして始まる１日も、なんだか白々しくて余所余所しい。

どこかに置いてきてしまったらしい、私の心の枕と毛布。

早く探し出したいものです。

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