桜の花はとても好きで、それは日本人が幼い頃から刷り込まれた文化なのだと思う。
風に花に渦巻く中に、身を置いて春の嵐を予感した。
ZABADAKの【桜】は、まるで春のそんな風景を全て音にしてしまったかのよう。
何年、何十年、聴き続けても色褪せない桜色。
頬をかすめて飛ぶ花びらの、ひんやりとしたその色。
今はその足跡を辿る。
確かに私は、桜前線とすれ違った。
何度もなんども、すれ違った。
何度すれ違っても、手の届かない。
そんな季節がきっと春。
それでもまた、焦がれてしまう。
春の嵐にさらわれながら。
今年もまた。
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