用事があって、松本まで出かけた。
車で行こうか、電車にしようか。
迷って、車で行くことに決めた。

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ニュースによれば、丁度開花が宣言された桜の花。
女鳥羽川の川岸は、まだほんの少し枝先を染めるだけ。

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けれどはち切れそうな蕾が、ピアノを待つ合唱団の顔触れで並んでいる。

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我先に、春を歌おうと。
小川の声も届かぬほど、空を仰いでいた。

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差し掛かる、縄手通り。
花屋の前を通ると、珍しい花苗を売っていた。

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見たことのないフリルがスペインの舞踏の衣装のようで、賑やかに裾を翻している。

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ここまで来ると、四柱神社に寄って鳩に餌をあげるのが恒例。
人慣れた鳩たちに、一袋五十円の豆を差し出す。

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最初は遠巻きにいた鳩も、こちらが大人しいと分かればこんな有様で。

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結局ふた袋振舞ってなお、腕に鳩を乗せたまましばらく通りを歩いた。

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群れの中に、一羽だけ桜色の鳩。

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あまりにも綺麗で、何度も声をかけたけど中々寄っては来てくれなかった。
色の違う個体は目立つので、警戒心が強いと聞いたことがある。

ならば仕方がないけれど、何度か豆を投げてみた。

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帰り道は、いちごのティーソーダをお供に。

松本のパルコの一階で、 来るとなんとなく飲みたくなる飲み物。
こう言う飲料は味の配分が難しいものだけど、私はこれがお気に入り。

炭酸は余り飲まないのに、これなら飲める。


結局、行く場所も手段も本当はたいした問題ではなくて。
踏み出せば、そこが旅路なのだ。

車なら、一時間半。
電車なら、10駅ほどの小旅行。
それとも、足を延ばした散歩道。

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ただ言えるのは、いつだってお茶があれば素敵、と言うこと。

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