冬の名残が3月を見送りに、しんしんと降り積もる日。

あっという間の4月を前に、去年の今頃は御柱の直前だったことを思い出します。
7年に一度の熱狂を終えた今年は、思い出が近過ぎてまだ後を引くよう。

昨年はここも、大いに賑わったであろう、諏訪大社上社前の松木寒天さん。

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寒天は、冬の茅野の特産品。
寒天を厳冬の夜に露天に並べ、凍らせて乾燥させてゆく景色は地元の風物詩です。

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それもあって、私の中で寒天と言えば、この棒寒天。
郷土料理にもいくつか寒天料理はあるものの、近過ぎて余り興味のないものでした。

…が。

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こちらで試食もできる、生寒天。
寒天を戻したものではなく、凍らせる前の姿です。

これで作るトコロテンが…

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最高に美味しい!

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酢醤油で頂く関東式、黒蜜で頂く関西式。
でも私は、何故か関西式の甘いトコロテンの方が馴染んでいます。

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そしてこちらで売っている黒蜜が、またとても美味しい!

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子供の頃から珍しくもなさ過ぎて、興味もなかった寒天料理。
ここへ来て、開眼してしまいそうです。

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粉寒天に、刻み寒天。
ここでは色んな寒天が売っていて、用途に合わせて買うことができます。

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寒天を入れて炊くご飯は、ツヤツヤになって食物繊維も採れてヘルシー。

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もちろん定番、ゼリーの素も。
ゼラチンで作るゼリーと違い、固くてしっかりしたゼリーが作れます。

まだ冠婚葬祭が各家庭で行われていた子供の頃、必ず人の集まるテーブルの上には寒天ゼリーがありました。

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珍しいところでは、こんなもの。
柔らかいゼリーのような、飴のような、『寒天もち』。

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試食のできないのが残念ですが、桃やサクランボのような物に混じってこんな変わり種の味も。

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焼き芋味って、一体どんな…?
買って見たけど、まだ食べていません。
勇気を出して、開けて見なくちゃ。

長年住んだ場所で、長く親しんだつもりの、どうと言うことの無いと思っていたものが。
こんな風に見違えるようになるのだから、まだまだ楽しいことはきっとたくさん。

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