いつも眠い、いつだって眠い。
とろとろといつも、眠りの海の砂浜を歩いているみたい。

時々波に攫われそうになったり、引き潮に取り残されたり。
中途半端に裾だけ濡らして、砂浜を歩いている。

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靴を一足、修理に出した。

かかとの磨り減った、ショートブーツ。
捨てて新しい靴を買うこともできたけど、迷って迷って修理した。

『こんなになるまで履いたお気に入りなら、修理したら?』

最初は修理が高額になることから、新しい靴を勧めていたカウンターの老爺が。
靴を裏返して、そう言った。


古いものを捨てて、新しいものを買う。
古いものを修理して、また使う。

どちらも道具に限らず、生き方を想う。
私はまだ、しばらくこの靴で歩くようだ。

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