例えば、コーヒーが美味しかったこと。
甘いケーキを食べたこと。
ゆっくりと、カフェの窓から外を眺めたこと。
例えば、道端に猫がいたこと。
コンビニでお菓子を買ったこと。
夕暮れが美しかったこと。
そんな風に思えたら、すてき。
どうにも体調が思わしくなくて、熱を測って見たら34.8度。
熱はとっても無かった夜。
仕事をしていた時は、次々と襲い来る体調不良に3つ、4つと病院を掛け持ちしてた。
それでも仕事のせいに、出来たけど。
仕事から離れて、ゆっくり生きてみても。
運動したり、散歩したりしてみても。
起き上がれない日は多く、ふとこんな風に躓いたりする。
生きている人は沢山いて、それなのに私ときたらこんな有様。
恵まれた幸せの中で、普通に生きることさえできなくて。
当たり前に働いて、当たり前に遊んで、当たり前に起きたり寝たり、したい。
ゆっくり休んで、遊びに行くのも満足にできないなんて。
仕事のせいにしてた頃の方が、幸せだったのかな?なんて思うけど。
未だに仕事が苦しかった時の夢を繰り返し見るので、そんな迷いもイマイチ持てない。
歩いても歩いても、幸せになれなかったあの頃。
立ち止まって見上げた空が、青いのが幸せだったりもする。
三歩進んで二歩下がるような、効率の良い生き方はできなくて。
今日も今日とて、回り道。
立ち止まって、天を仰ぐ。
それで猫を見つけたら、それでいいことにしてしまおう。
たぶんいつだって、私はこんな有様だから。* * * * *
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