昨日の雪は静かに夜を跨いで、綿毛のように木々で眠っていました。

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たぶん、この冬最後の、雪の朝。

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午後にはきっと溶けてしまう、冬の名残のお別れみたいな日。

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さらさらの雪は触れるとすぐに風に、体温に、舞うか溶けるかしてしまう。
泡沫の白。

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白樺湖の上も、白く染まって。
木の枝はまるで、雪の花が咲いたようで。

冬が来て、そして飛び立った。
そんな朝の景色。
青空に還る花を見てる。

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風に遊ぶ冬が頬を刺すのも、あともうわずか。
春一番が何もかも吹き飛ばしてしまうまで、なごりの雪を、冬を惜しむだけ。

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そっと、羽根を、ひらくように。
あさやけがはじまる。



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