朝から待っていた粉雪は、落ちては溶けて春のいろ。
垣根の葉の上に積もった雪は、白い白い花のよう。

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今年の雪は暖かくて、水気が多くて重い雪。
アスファルトの上はあっという間に溶けてしまうので、濡れた道が凍るのが心配。

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けれど、一歩森へ入ればそこは冬。
木立の間に隠れた季節が、そっと息衝く白い森。

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踏みしめると、埋まる足。
さり、と言う雪の音。
しんしんと降り注ぐ綿のような雪は、羽毛のように舞い降りてくる。

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冬を抱いた木々の上、真っ白な空から旅立ってきた綿毛たち。

いつかそれが溶ける頃、ここにも春が芽吹くはず。

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