前にも、このブログでも原作をおススメさせて頂いた『この世界の片隅に』。

映画の上映が始まり、軒並み高レビューがついているそう。
色んな方々の感想も次々と出て、個人的に今年一番売れてほしい映画なので嬉しい限り!


クラウドファンディングで資金を集め、製作されたファンの想いの詰まった映画。

2015年3月9日からはクラウドファンディングサイトMakuakeで2000万円を目標に資金調達が開始され、2015年3月18日午前2時50分に達成。

最終的に5月29日までの延べ82日間で3622万4000円を調達し、支援者は3374人。

支援者数は国内クラウドファンディングの過去最高人数で、支援金額も映画部門では国内最高記録だそうです。


その生い立ちもあり、最初は60館でのスタート。
そこから毎週上映館を増やしていますが、残念ながら長野も山梨も来年からのスタート予告…

待ちきれなくて東京に観に行きたいくらいだけど、立ち見が出るほどの満員御礼だとか!

そのためまだ、おとなしく待っています。

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昭和20年、大戦中の広島で。
ある日、突然呉へお嫁に行く事になった主人公すず。

絵を描くことが好きで、お裁縫は苦手で、旦那様になった周作さんは優しい人で。

徐々に激化する戦争、足りなくなってくる物資。
そんな中でもとろとろと、優しい日常は続いてゆく。

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やさしい、とてもやさしいお話です。
辛いことも苦しいことも悲しいこともやるせないことも。
その全てに、やさしさが手を差し伸べるから。

日常があり家族愛があり、友情があり恋愛があり。
交錯する複雑な思慕や、意地悪の陰に隠された思いやりだとか。

戦火の迫る中で、営まれる『毎日』。


こんなに泣いた漫画は初めてです。
どんどん涙が込み上げてきて、玉音放送のやるせなさに嗚咽が止まらなかった。

ほんとうに、難しい話じゃなくて。
悲惨な戦争物じゃなくて。

ただ、やさしい話として。
沢山の人に、広まりますように。

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穏やかな、毎日。


変わらない、日常。


昭和20年、広島呉。


どんな時でも。


それがどんな時代でも。




営み続ける、愛しい毎日。


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