凍る川岸、草の露。

日中はぽかぽか陽気だったのに、夕暮れを前に雲が広がる冬の午後。

途端にひんやり空気が冷えて、明日の天気は雨か雪かと心配になります。

川に垂れた草に、飛沫が凍って氷柱になって。

こんな風景も、冬の始まりならでは。

やがてこの川も、氷と雪に閉ざされてしまうから。

願わくば、ほんの少しでもその期間が短いと良いのだけれど。

凍った川に雪が積もって、川が溢れるのは困りもの。

溢れた水が凍り付いて、辺り一面氷の園に…

夜のうちに溢れた水が流れ込んで、靴が全部凍ってしまったこともありました。

大雪も困るけど、氷も困る。

寒冷地の悩みはつきません。

でも、寒いからこそ嬉しい事も。

凍えた指先をストーブにかざしている時だとか、冷えた体に流れ込むココアだとか。

今この時期だからこそ、幸せな瞬間も沢山。

空が晴れたら、外に出て。

吐く息の白さを追い掛けたい。

私たちはいつだって、旅の途中。

＊ ＊ ＊ ＊ ＊  

ランキング参加中です。 

応援の一押し、お願いします。

にほんブログ村