ぽかぽかお天気。
冬の晴れ空。
古い町並みの曲がり角、小さなカフェの昼下がり。
素敵なカフェがあるよ、と。
友達に連れてきてもらった、窓際の席。
グラスの中身は湯気の立つ、飲み頃の白湯。
ほっこり嬉しい心遣い。
窓際の小瓶に差された枝と、瓶を飾る気泡の粒。
時間を忘れて、見入ってしまうような。
さりげない風景が心にあったかくて、ほっと幸せを感じます。
窓辺の本。
コーヒー豆を挽く音や、食器を運ぶ硝子の音や。
それから、友達とのおしゃべり、おしゃべり。
テレビや新聞、ネットのニュース。
見出すとキリのない、そんな数々のメディアたち。
うっかり窓を開けようものなら、流れ込んでくる情報の突風。
強い風でも目を開けて、ちゃんと風の中に目を凝らして。
大事なものをみつけないといけないと、分かってはいるけど疲れてしまう。
そんな時は一旦窓を閉めて、窓辺に花の一つも飾るといい。
風は窓を叩くけど、時が経てば過ぎて行く。
お茶の一つも飲みながら、それを窓越しに見送ってみる。
そんなことも、時には必要。
こんな窓辺で過ごす午後。
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