雲の波間に。

根雪になると思われた雪も、昨日の雨でだいぶ溶けました。

すっかり寒々しかった景色は元に戻ったけれど、気温は冬そのもの！

冷え切った空気が、昼間でも刺さります。

昨日は雨の中、山の方へ。

寒さで雲が下がって、雲海が見えました。

この季節は雲が降りて来やすくて、手が届くところに雲があることもしばしば。

ほんの50mくらい先に、横たわる雲の筋。

中に入ると、こんな感じ。

もっと低い方に、もっと濃い雲の塊が見えます。

この濃い雲の中に入ると、視界は真っ白。

それでも数mごとに、濃くなったり薄くなったりするのが面白い。

『もくもく雲』の、『もくもく』の中なのかな？と思う習慣です。

標高の高い場所に住んでいると言うことは、空が近い。雲が近い、と言うこと。

東京に行くと、空の高さ、雲の高さに驚くことがあります。

子供の頃から雲の切れ間が好きで、こんな雲との境目があると嬉しくなってしまう。

車が運転できるようになってからは、それを追い掛けられるようになったから、尚更。

冬の始まりは、雲が一番近い季節。

寒さに凍えて、外に出るのはつらいけど。

雲を追い掛けて行くのは、悪くない。

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