光の庭で

この光の庭で 生きとし生けるものは全て

見えない 手と手を 繋いでる

（ZABADAK／光の庭で）

今日は朝から雨で寒くて、毛布に包まって、見えない手を離してしまった人の事を考えていました。

明日からは、日常のペースに戻る予定。

決めなきゃいけないことも、やらなきゃいけないことも、この数日手放してしまっていたから。

ぼんやりと。

人生の半分以上を、寄り添ってくれた人がいた幸せを。

共に光を分けてくれていた事に対する感謝を、心の奥底から噛み締める。

思春期の一番多感な時期に出会った事も。

全てを感謝の花束に替えて。

雲の上の空は、青いだろうか。

宇宙から見た地球は、青いだろうか。

そこは、愛に満ちているだろうか。

幸せ、だろうか。

幸せならいいな。

空の彼方。

サラ、君の微笑みは

風と共に 木の葉揺らす

いつか空の上 抜け出して

戻っておいで

（ZABADAK／サラ）

歌い繋いで行くから。

その愛に溢れた、言葉の旋律を。

色褪せない、宇宙の音楽。

スカイブルーより深い、深い。

その景色に、思いを馳せながら。

悲しみと、喪失感と、幸せが。

美しい旋律となって、世界を巡ることを夢見て。

あの、最後のライブを、決して忘れない。

ありがとう。

さようなら。

いつか、また空の上で、その旋律を聞ける日まで。

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