昨日の記事は、何故か最初記事の前半の半分近くが表示されていませんでした。

途中で気付いて再編集して上げ直しました、すみません。
今日になって、残ったメンバーであり吉良さんの奥さんでもある小峰さんからのコメントが発表されましたね。

これからも、ZABADAKとして活動を続けて下さるとのこと。
ファンの一人として、それを支えて行けたらと思います。


きのうの記事でも歌詞を少し引用した「あたらしいあした」は、最後のアルバムに収録された小峰さんの歌ですが、まるで今回の事を予測していたような歌で。

聴くたびに、しんみりしてしまう。


ただの一ファンである私がこうなのだから、小峰さんの苦痛や心労は如何程のものだろうか。
それでも歌い続けると言ってくださったことに、感謝しかない。

私は追悼の気持ちでヒトカラにでも行こうと思ったけど、ZABADAKの歌を前に声が出る気がしなかった。

悲しみを味わいつくして、優しさに昇華できたなら、歌いに行こう。
口ずさむだけでも。


歌は残り続ける。
吉良さんも残り続ける。

「溜息をつくと幸せが逃げる」とか「苦しい時こそ笑顔」と言う言葉があるけれど、故人を偲ぶ時間はあっていいと思う。

それが後ろ向きな行為だとは思わない。

『さよなら ありがとう あたらしいあしたを』

あの歌の通りに。

辛い時、苦しい時、悲しい時。
それに蓋をしてドヤ顔してみせたら格好良くは見えるかも知れないけど、無様でも、滑稽でも、私はこの悲しみを味わい尽くすことが追悼でもあると思ってる。

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この河は広すぎて 渡れない 翼もない
だから私に舟を下さい
愛する人と 漕いで行く

あなたと二人 漕いで行く
(河は広くても/ZABADAK)

これからもきっとずっと、小峰さんは吉良さんと、あの宇宙の河を漕いで行く。

それを少しでも長く、見ることができたなら。
私はそれを幸せに思う。

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