外へ出る、その敷居をまたぐまで。

最近肌寒い日が続いていたのに、突然の夏日。

焼けるような日差しに洗濯機を三回回して、布団も干して、気付いたら風の通る床の上でうたた寝をしてしまっていたような日。

お陰でご飯を食べ損ねて、今日初めての食事は夜ごはん。

珍しく夜に予定があったので、紅茶のお代わりできるレストランで簡単にエッグベネディクトを。

珈琲がお代わりできるお店はあるけれど、紅茶がお代わりできるって珍しい。

紅茶好きには、嬉しいお店です。

外食が好きだけど、あまりお金は掛けられないから安くて簡単に済ませられるお店ばかり利用してしまうけど。

たまの贅沢。

（とは言え軽食なので、安めのメニューなのですけどね）

一人でゆっくり、長居できるお店が好き。

だから、お代わりのできる珈琲や紅茶はとても有難い。

ドリンクバーも悪くはないけど、そこは気持ちの問題で。

騒々しいお店より、ゆっくりできるお店が好きだから。

体調不良を引きずりながら、『好き』をぶら下げて外に出る。

それすらままならない日もあるけれど、少しずつ、少しずつ。

外へ出れたら、何か変わるかもしれないから。

罪悪感を携えながら、それでもこうやって外へ出る。

苦しみと等価交換の存在価値から、早く抜け出せたらいいのにね。

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