御柱が終わって、一息ついた諏訪大社。

まだ小宮や氏の御柱が毎週各地で行われていますが、大元の御柱は終わったと言うことで下社に参拝してきました。

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御柱の日には、曳き子の人しか入れなかった春宮の境内。


建てられた御柱も見たいし、やっぱり気持ちも新たにご挨拶もしたいので。

やって来たのは、下社春宮。

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下社の神様は半年ずつ、春宮と秋宮を遷宮なさります。
確か今は春宮にいらっしゃる…はず。

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神楽殿の太いしめ縄は、いかにも『大社』と言う感じです。

上社より更に町中に溶け込んでいて駅も近い下社は、里宮と言う見方もあるようで。
確かにこちらの方が、開かれた感じがします。

秋宮の方が観光にも開けている感じがあるのですが、私は静かな春宮が好き。

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春宮の社殿は彫刻が見事で、上の方まで目を凝らして見るのがお勧め。

御柱の無事を感謝して、手を合わせてきました。

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こちらが『春宮一』の御柱。
社殿のすぐ横に建っているので、見つけ易いです。
この天を衝く姿、どの御柱でもやっぱり素敵ポイント。

春宮の境内は秋宮よりこじんまりしていますが、入って左手に進み…

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砥川の清流を渡り。

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小さなお社の脇を抜け。

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こんな小径をずんずん進むと、その先に。
かの岡本太郎氏も絶賛したと言う、一風変わった石仏。

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『万治の石仏』があります。
かつては草叢の中にあったと言うこの石仏も、今は整備されすっかり観光スポットに。

春宮へ来たら、ちょっと足を延ばすのに良い場所です。

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石仏の周りには水田が敷かれていて、丁度田植えも終わった頃合いでした。

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これから稲が育ち、景色が移ろう様はきっと季節折々素敵でしょうね。

今はちょうど、ニセアカシアの花が散ってエゴの花が満開でした。

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私の中で、三本の指に入る大好きな花。
良い香りがシャワーのように降り注いで、甘く季節を彩ります。

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春宮と石仏の間を流れる砥川もとても綺麗な清流なので、夏に向けて散策にも心地よいのが好きなところ。

開けた秋宮も良いのだけど、ついつい春宮にばかり足を運んでしまう下社でした。

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境内にある、大欅。

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石垣に根の食い込んだ、威風堂々とした巨木。
ここも私のお気に入り。


神社の楽しみ方は人それぞれですが、私はこんな楽しみ方。
そこに息衝く自然の音色に、耳をそば立てて。

良い『森』を持つ神社には、ついつい足が向いてしまうようです。

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