諏訪大社、上社(本宮、前宮)と下社(秋宮、春宮)。
合計四社あるお宮の四隅に、最高で長さ17m、重さは数トンもある合計16本の柱を山から人力で曳き運び、最後に建てるお祭り。

『諏訪大社 御柱祭』

七年に一度開催される、天下の奇祭。
前半は、四月の頭の『山出し』。



五月に入ると、後半『里曳き』です。



五月五日に上社の御柱が終わり、残すところ下社の里曳きを控えるのみとなりました。

その一日目が今日!

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一昨日からの初夏の陽気と重なって、お祭り騒ぎが陽炎のような下諏訪へ行ってきました。

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今日は電車で下諏訪へ向かったのですが、
電車の中からもう法被姿の人も!

と言うのも、やっぱり諏訪大社下社から下諏訪駅から近いのが大きいですよね。

上社はどの駅からもちょっと遠いし、前宮と本宮の間も少し離れている…

けれど、下社は下諏訪駅を降りて秋宮へも春宮へも徒歩圏内なのです。

駅を出ればもう、目の前に屋台が並ぶお祭りの景色。

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そして大通りや駅前で、色々な催し物が。
私が駅に着いた時は駅前で太鼓が終わったところでした。

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そして道で、次の演目の消防音楽隊の皆さんとすれ違ったり。

初夏の陽気の中、暑さを感じさせない姿がすごいです!

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大通りでは、『長持』が連なって賑やか。
『長持唄』を歌いながら、行列が進んでいきます。

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いくつもの長持がいるので、通りはずっと賑やか!
屋台も並んでいるので、町のこの付近一帯が全部お祭りの最中です。

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ソーラン節を踊るグループがいたり…

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曲芸のような事をしている人達もいたり。


歩いているだけで、どこかでなにかが行われていて飽きません。

上社の御柱とは、また全然違ったお祭りみたいです!

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肝心の御柱なんですが、こちらは境内に厳重な規制線。
関係者以外立ち入り禁止で、見ることは叶いませんでした。

係の人以外は、氏子さんでも入れないと言う厳重な規制です。


先日の上社での事故もありましたし、前回はここ春宮で事故が起きているので、より厳重になったのかも知れませんね。

駅前に大きな画面が設置されていて、パブリックビューイングが行われていたので柱が見たいのならそちらが良いのかも。

私は友人宅にお邪魔して、テレビでしばらく観覧しました。


午後になって、再び町に出た私の目当ては騎馬行列。


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殿様に見立てた子供が乗った、凱旋行列です。
こちらも華やか、そして風流!

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長い列は、勝ち戦から戻った殿様の行列を模したもの。
長く付き人を従えて、進んでいきます。

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屋台を冷やかしながら、次々と催されるものを眺めてるだけで時間を忘れられます。

上社とはまた違う、下社の里曳きのこんな姿。
どちらも違って面白い。

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下社の里曳きは明日、明後日とまだ続きます。
私は今日のみの参加ですが、一番盛り上がるのはやっぱり明日なのかな?

勇壮な建て御柱も、建ててる姿なら離れていても見られるかも知れません。

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初夏の信州、臨時電車も出ていますし、飛び込み参加も楽しいかも知れませんよ♪

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近場だと車移動が当たり前の田舎なので、久し振りの電車で向かう『ちょっとそこまで』。
思いの外、そんな事も楽しかった一日でした。


七年に一度の大祭も、残りはあと二日を残すのみ。
気になる方は、最後に滑り込みでも下諏訪へ向かってみてくださいね!

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