さて!昨日(諏訪大社上社 御柱祭 里曳き一日目 
/alice-in-lily/entry-12156679715.htmlの宣言通り。

行ってきました!
御柱祭 里曳き二日目です。

雨だった天気予報は、直前で夜だけになって。
台風みたいな暴風雨で夜中を洗い流して、今日はサッパリ洗い立ての五月晴れ!

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風はあったけど気持ち良いくらいで、正に御柱日和となりました。


昨日に引き続き、私は今日も前宮へ。
昨日の午後に追い掛けた、前宮三の『建て御柱』を観覧します!

建て御柱は四本同時に行われ、移動が困難なため全部は見る事が出来ないのですよね。

今日も午後からの参戦でしたが、なんとか観覧に滑り込む事ができました。

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昨日、御柱を引き上げた参道。
やっぱりすごい坂!
ここを通り小高い山の上に運ばれた御柱は午前中に『冠落とし』を終え、準備を整えていました。

『冠落とし』とは、ただの丸太だった御柱の先端を削って尖らせる儀式です。

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これがその先端。
そして巻き付けられた木片やロープは、乗る人達の足場です。

これから垂直に立てる御柱ですが、ここにも人が乗るのです!
ワイヤーで固定され、持ち上げられた御柱に氏子さんたちが乗って行きます。

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入念な準備の末氏子さん達が命綱を付けると、木遣り歌とラッパ隊の音楽に合わせて、少しずつ御柱が引き上げられて行きます!



ジワジワとなのですが、どんどん高さを増してゆく御柱。

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ゆっくりなので容易く思えてしまうけど、高さを考えたら怖い!
でも明るい音楽と、振られるオンベは軽やかに。
青空の中へ、せり上がって行く御柱。

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木遣り歌とラッパ隊の音楽は交互に、途切れる事なく続きます。
ラッパ隊の後ろでは、区旗も勇壮に地面を打ち鳴らします。



そしてとうとう!
この角度まで!

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隣の大きなケヤキの木と高さを並べ、御柱が建ちました!!

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湧き上がる人達。
前宮三の御柱、見事にその姿を垂直に飾りました。

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ロープを伝い、登っていた人達が一人、また一人と降りてきます。
途中でぶら下がる人、逆上がりみたいに回って見せる人。
綱の上で木遣りを歌う人までいて、フィナーレも華やかです。

くす玉、花火、宝投げ。
賑やかに祝われる、新しい御柱。

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御柱が建った後は観客も全員起立、脱帽で
神事を執り行います。
粛々と祝詞があげられ、御柱が言祝ぎされました。

これから次の御柱まで、七年の間。
この御柱がこの場所で地をよく治めますように。
倒れる事なく、役目を全うするように、その足元が埋められて行きます。

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四月の初めに、八ヶ岳を出発した樅の大木。
里に下りて、神となる。
そんな言葉があります。

大きな重い木槌、年季が入っていそう。
最後にこれで地慣らしをして、この柱は見事大地に建ちました。

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次々に聞こえる歓声や花火が、他の柱のフィナーレも知らせます。

諏訪大社上社前宮、一から四までの四本の柱。
諏訪大社四宮の中で先駆けて、祭の花を飾りました。
氏子の皆様、お疲れ様でした!

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これで諏訪大社の御柱祭は、四分の一が終わりました。
残すは上社本宮と、来週の下社秋宮、春宮。


明日は諏訪大社上社、里曳き最終日。

とうとう、本宮での建て御柱です。
上社で一番大きなメインの『本宮一』の柱があるのは勿論ですが、三と四の柱は山の中…

お天気には幸い恵まれそうですが、観覧には中々厳しい条件です。
とは言えここまで追ってきた事ですし、遠くからでも見られたら!

どうか明日も、良い風が吹きますように。


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