前回の記事(諏訪大社御柱祭、二日目。午前。 
/alice-in-lily/entry-12146358382.html)の、続きです。

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諏訪大社御柱祭、二日目。

午前中は自分の地区の担当する御柱を曳き、その後急いで帰って向かった場所があります。

それが、こちら。

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御柱は八ヶ岳を出発した後、大曲などの難所を抜けながら木落坂を下り、川越しをして四月の終着点へ辿り着きます。

私の地区の御柱は、『木落とし』も『川越し』も三日目に予定されているのですが…


明日。
天気予報、すごく雨。

気分としてはてるてる坊主の首を締め上げたい位なのですが、暴力は何も生み出しません。
天に唾を吐いていても仕方がないので、写真を撮るために急遽向かう事にしたのがこの『川越し』の場所でした。

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本当は木落としが先なのですが、あちらは飛び入りで観覧が難しいので…
こちらは広いので、数万人の観覧客が集まる中でも隙間に潜り込めるのです。

そして丁度『前宮一』の御柱が終わり観覧客の入れ替わりに乗じて、見事最前列へ躍り出る事が出来たのです。
ヤッター!


冷たい雪解け水が流れる『宮川』。
そこを、御柱が禊も兼ねて越る『川越し』。

数百人の曳き子が曳く道の上と違い、ここでは元綱を曳く人達だけで柱を運ぶので大変な局面です。

まず、褌姿も寒々しい…いえ、勇ましい旗持ちが川を先導して渡ります。

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そして、続く綱持ちの人達。
幸い今日は水嵩も少ない方でしたが、多い時には流される人も出る難所。
ダイバーも待機しています。

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そしていよいよ、姿を見せる御柱!
一気に盛り上がり、数万人の観覧客が湧き立ちます。

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慎重に、少しづつ曳き出されて行く御柱。
ハラハラドキドキ、手に汗握ります。

何度も木遣り歌が歌われ、そして…!




見事、川へとダイブ!
歓声と拍手喝采。盛り上がりは最高潮でした!


明日は雨の中、川も増水の可能性もあるので心配です。
そしてまだ写真も撮れていない木落とし…雨の中泥だんごになるのもつらいし、何より写真も撮れない可能性が大き過ぎて。


どうか、降ってもせめて小雨程度でありますように!

御柱祭上社山出し、ラスト1日。
どうか無事と安全を、祈ってくだされば幸いです。

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