行ってきました、宣言通り!

諏訪大社御柱祭。
七年に一度の天下の奇祭と呼ばれる、大きなお祭りです。

四月に三日、五月に三日、合計六日間に渡って八ヶ岳から諏訪大社上社まで、合計八本の柱を人力で運ぶお祭り。

その起源は最早記録にすらなく、縄文の頃から続くのではという説さえある儀式。


その一日目は、気持ち良い晴天の朝でのスタート!

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私の大好きな、大きな旗の翻る風の一日でした。
一本が数トンもある柱に、メドデコと呼ばれるツノを付け人が乗り、華々しく進む栄えある一番大きな御柱。

『本宮一』の柱の出発は朝の7時半…と言うから駆けつけたのに、まさかのフライングスタートしてるし!!

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走りましたよ、山道を。
何とか撮れた一枚がこちらです。
もう、撮れただけで褒めて下さい!!標高1000m超えてる酸素薄い山を朝一で走っただけ、偉いと思って下さい!
(しぬかとおもった)

そしてこの柱を先頭に、続々と柱が進んで行くのです。

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それぞれの柱を、担当する地区がそれぞれ華やかに、そして勇壮に飾り進んでいきます。
柱を曳く長い綱の先頭には、その柱を曳く地区名の入った旗が並びます。

私は、この旗を見ると心がはやるのです。

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誇らしげに翻る色とりどりの旗。

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古くからの地名も、新しく出来た団地の名前も、中には別荘地やペンション村なんて旗まで。

皆が自分の住んでる地区でまとまって、揃いの法被で綱を持ちます。

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旗も多種多様なら、曳く綱も、地区によって個性があります。
昔ながらの藁の綱、強度重視のビニール紐、山から採ってきた藤蔓を編んだ荒々しい綱…それぞれ違います。

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木遣り歌と、ラッパの音色で力を合わせ、重い柱が動き出す姿は圧巻です。








三日間の工程のうち、今日の山場はこの巨大な柱が細いS字カーブを進む、『穴山の大曲』と呼ばれる道。

実は私も、今回初めて間近で観てきました。


狭いカーブを曲がるために、乗る人数を減らしたり綱を道の外側に寄せたりと工夫を凝らして一致団結。




本当に格好良くて、観に行って肌で感じられて、良かったです!!


今日の一日を終えた御柱は、寝之神と呼ばれる場所で夜を越します。

そして明日は大見せ場である『木落とし』や『川越し』に続きます。
何せ八本も柱がありますので、全部終わるのは明後日になりますが天気が心配…


無事に、三日間終わりますように。
そして無事に追いかけることができたなら、どうぞお付き合い下されば幸いです。

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