お祭りの法被、他の地域を知らないので『普通』が分からないのですが、私の地域では地区ごとに細かく法被が違います。


御柱祭があるのが、大きな理由だと思います。
御柱は柱ごとに曳く地域がくじ引きで決まるのですが、二つの地区で一本の柱を担当します。

その中に更に細かい区があり、その区ごとに法被が違うのです。

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背中に背負った、地区の名前。
私はこれだけで、かっこいい!とテンションが上がります。

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男の人達の法被姿、いつもの五割増しはかっこよく見えてしまいます…

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一本の柱の担当だけでも、これだけの法被の数。
勿論写しきれない人達もいるので、それはもう華やかの一言。


法被の下には、手作りのお守り袋を下げます。

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色とりどりのリリアン糸で編んだお守り袋は、女の人たちのお手製。
伝統的に、受け継がれています…とは言え、私は編めないのですが!

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でもこんな可愛いお守り袋を頂いたので、それに入れる御柱の木屑を頂いてきました。
綱を入れるために御柱に穴を掘った、その削り屑です。
縁起物中の縁起物、最強のお守りです。

宝物が、また増えました。



もう一つ大好きなのが、御柱を先導するその地区の旗。

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先頭に地区の旗が二本。
その後ろに居並ぶ、区の旗の群れはかっこ良いの一言!

この後ろに長い長い綱があり、その後ろに御柱が曳かれて行くのです。
大勢の人達が、木遣り歌を導に一斉に綱を引き数トンの重さの御柱を曳きます。

独特の節回しの『木遣り歌』と、勇壮で軽快な進軍ラッパが、否応なしに心を高揚させてくれるのです。


一日、一日、迫る御柱。
毎日ウキウキと心待ちにしてしまう私。

6年間、待ち続けたお祭りですからね。
楽しみで仕方ありません!


今年の日程は、私の参加する『上社』の山出しが4月2、3、4日の三日間です。
里引きがまた、5月にありますけどね。

山から里まで人力で長い綱で引っ張り運ぶので、時間もかかるのです。

合計8本ですから、先頭から末尾まで距離も長いです。
なので、ふらりと見に来ても沿道から楽しめると思います!
(花形の見せ場、木落としなどはツアーの桟敷席をお勧めしますが)

七年に一度の大祭。
春の初め、信州諏訪でお待ちしています。