日本三大奇祭のひとつ、諏訪大社の御柱祭。
数えで7年に一度行われる、それはそれは盛大なお祭りです。

その準備が着々と進んで、街はもうお祭りのムードが満ち満ちています。

八ヶ岳の麓から、四月に三日。五月に三日。合計六日をかけて、諏訪大社へ数トンの大木を人力で運んでいきます。

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(こちらの写真はお借りしました。引用元→

ただでさえ数トンある大木に、たくさんの成人男性を乗せた重い重いご神木。

途中、坂を滑り落とす『木落とし』や、川の中を渡る『川越え』など、危険を孕んだ勇壮なお祭りです。

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これは『木落とし』の一場面。
坂から落とす花形の見せ場です。
山出しの二日目、三日目に行われます。


さて、四月の山出しを控え、八ヶ岳の麓に昨日はその御柱がやってきました。
曳き出しのスタート地点。

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巨大なトレーラーで運ばれ、クレーンで慎重に降ろされる御柱。

御柱は8本あって、順番に小さく細くなっていきます。
これは6番目の柱ですが、それでもこの大きさ!

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これにツノのような『メドデコ』というものを前後2本ずつ、合計4本付け、最初の写真のように成人男性が数十人乗ります。

重いです。
その重い柱を、諏訪大社まで人力で運ぶのです。
木遣り歌、ラッパ隊の演奏。掛け声と共に、道を下るその様は華やかで勇壮そのもの。

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引っ張る綱も長く重く、大勢の人たちで引っ張って行きます。

ここで使われる綱も、手作りで用意されてあちこちに安置され出番を待っています。

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御柱祭は、四月の初めが最初の『山出し』。
あともう少しで、着々と進む準備にテンション上がりっぱなしです!

しばらく御柱の記事が増えると思いますが、どうぞお付き合い頂ければ幸いです。


今日は、諏訪大社で御柱のお守りを買ってきました。

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手書きで書かれた文字が全て違うので、好みの一点を選ぶのが悩みどころ。

この木札のお守りは御柱の年にしか発売されないのですが、一番好きなお守りです。


ああ、楽しみな御柱!
療養からのリハビリを兼ねて、会社勤めをしていたら追いかけられない準備や神事を、今年は追いかけてみたいと思っています。


どうぞ、お付き合い下さればこの上なく幸いです。