コーヒー党か紅茶党かと問われれば、断然紅茶党の私。
それでもお砂糖なしの紅茶が飲めるようになったのはここ最近で、コーヒーに至ってはお砂糖ミルク二倍で頂きたい。
苦味と酸味の少ない、まろやかなアメリカンなら大人のふりができるようです。
そのくせ、コーヒーが飲みたくなる。
ファミレスでお代わり自由と言われたら、四杯は飲みたい希望と欲望。
いえ決して、元を取ろうだなんて算段ではなくて。
コーヒーが飲みたくなるのは、ほっと一息つきたい時。
一息ついて、もう一踏ん張りしたい時。
だけど苦いのは飲めないから、お砂糖とミルクはたっぷり入れて。
少し疲れた、苦い現実を甘やかすように。
色々な手続きで市役所に通っているのに、何かと書類不備等で用事が済みきらない。
半分くらい自分の不手際とは言え、繰り返し通わなくてはならないのは我ながら呆れます。
仕方がないけどね。
一息ついたら、立ち上がろう。
口に残るほろ苦さも、美味しいと思える大人になりたい。
コーヒーの香りはいつだって、芳しく先へと誘うから。