連日氷点下で、水道管が凍りました。
幸い破裂は免れましたが、朝から水が出なくて難儀ったら。
寒いけど、美しい景色の信州です。
サラサラの雪は、掴んでみても手が濡れる事が余りありません。
それは雪の結晶が、『溶けない』からのようです。
水は結晶化する時、気体から一気に個体になります。
昇華凝結と言って、途中で液体になりません。
液体が凍ると氷になりますが、気体が凍ると雪の結晶になります。
そして気温が高くなると、逆に個体から気体に昇華してしまいます。
そのため、雪の結晶は『溶けない』のです。
でも雪に見える物が100%結晶と言う訳ではなく、氷の粒も混じっています。
気温が高い時に降る雪ほど水分を含んでべちゃべちゃしていますが、気温が低い時に降る雪がサラサラと軽い。
それは蒸発して空を漂っていた『水』が、どんな旅をしてきたのかで変わるそうです。
粉雪は溶けずに気化する部分が多いので、手のひらに乗せて溶かしてみてもほとんど手が濡れません。
同じ量の氷を溶かしたら、手は水浸しになりますね。
寒い日にサラサラのパウダースノーを見つけたら、ぜひ手のひらで溶かしてみて下さい。
この寒さも週末には緩む予報、信じて春を待ちたいです。
パウダースノーは好きだけど、早く暖かくなるといいな~!