元々神社は好きなのですが、一月はやっぱり新年の初めということで。
神社にいつもより、参拝しています!
決して、凶を引いたからじゃないですよ!
そりゃ、気にしていないと言えば嘘になりますが…
ちなみにおみくじで『凶』が出たのは、諏訪大社下社秋宮。
諏訪大社は諏訪湖を挟んで上社と下社があります。
私は本来上社の氏子なのですが、たま~に下社に行くと何故か『凶』を引きやすいと言うジンクスが…
下社と相性、悪いのかも知れません(笑)
でも実は今年、初詣で上社本宮で引いたおみくじは確か『末吉』だったんですが、内容が余りに悪かったんですよね。
とにかく、『前途多難』と言う感じの内容で。
おみくじは、良い内容なら持ち帰り、悪い内容なら神様に託す意味で結んできます。
なので初詣で引いた上社のおみくじは、即!結んできて、後日下社で引いたら『凶』だったのでショックひとしおだったのです…(笑)
そんな訳で打ちひしがれていたのですが、そこでふと…
『そう言えば、最近前宮に行ってないな』と思い付きました。
諏訪大社の上社には『本宮』と『前宮』が。
諏訪大社の下社には『春宮』と『秋宮』があります。
↑諏訪大社の御朱印。右から本宮、前宮、秋宮、春宮です。
下社は年に2回、神様が春宮と秋宮の間をお引っ越しするんですよね。
今は冬なので、秋宮に御在宅です。
上社の神様は引っ越しません。
いつも本宮にいらっしゃいます。
諏訪大社の神様はご夫婦で、それぞれ上社に旦那様、下社に奥様がいることになっています。
でも実は上社前宮も、名義上は奥様のお住まいです。
しかし奥様は、伝説によれば夫婦喧嘩の末に下社に別居なさったはず…
なので、前宮にはいないはず…
まさか別荘?
だとしたら、四社中三社は奥様の管轄??
けれど、これは古事記以降のお話。
諏訪大社の歴史は古事記以前に遡り、大和朝廷が入ってくる前は古代の神様を祀っていました。
古くは嵐などの災害を祟りとし、それを神として奉る事で鎮めようとした事が始まりと言います。
それがミシャグジ様をはじめとする古代の神様で、大和の神々に制圧された後もミシャグジ様は三才山、御射山、モレヤ神は洩矢、守屋などと名前を変えて、地元では信仰が続いてきたと言います。
ミシャグジ様は嵐の化身の蛇とされていて、それが今の諏訪大社の雨風を司る龍神となっています。
諏訪大社に公式に祀られている建御名方神は古事記で国譲りの争いに敗れ諏訪の地にやってきましたが、それ以前からいる土着の古代神が諏訪の龍神のようです。
(諸説ありますので気になる方は調べてください~!)
(余談の余談ですが、ミシャグジ様は日本きっての祟り神なので『様』を付けないと祟るそうです。ネットで調べても逸話が出てくるかと)
そんな訳で、前宮とは一体…?となる私。
本宮の神様と同じなのか、それとも奥様の別荘なのか??
下社は季節によって、今はこっちに神様がいるから~と、春宮に詣るか秋宮に詣るか決められます。
でも上社は家移りする訳でもないので、前宮の参拝タイミングがよく分からず余り行ってなかったんですよね。
しかし!
本宮と秋宮でおみくじに挫けた今こそ、前宮に縋ってみてはどうだろう!?
最近行ってないし、一月だし年始の挨拶みたいな!?
そんな訳で参拝し、引いたおみくじがこちらになります(笑)
『静かに時が来るのを待てば、かならず運開ける』
はい!救済頂きました~!!
信心します。
信心しましょう。
友達からは「おみくじ引きすぎ!」と言われますが、参拝のたびに『お詣りのアンサー』みたいな感じでおみくじを引く私。
後日また本宮に詣る機会があったのでもう一度引いてきました。
(友人の呆れる顔が目に浮かぶ♡)
『時期を見ながら心ながく望みを達すること』
どうやら年始の低迷期から、上向きに軌道修正か!?
そしてどちらも『静かに時が来るのを待て』『時期を見ながら心ながく』と、同じような意味の言葉が。
急がず慌てず浮つかず、虎視眈々と時期を待とうと思います。
考えてみれば最初に出た通り『前途多難』で『凶』な運勢なら、今は動くなって意味かもしれませんね。
それこそ私が「運勢悪い!ギャー!」っと騒ぐので、落ち着くように言い直してくれたのかもしれません。
ワーイ!優しい!
たかが百円。
されど百円。
いや、ちょくちょく神社に行く私からしたら、積もり積もればそれなりの出費。
しかしお詣りはこちらからの一方通行ですが、おみくじでお返事が貰えると思えば神様とささやかな意思疎通のようで。
鰯の頭も信心から!
気持ちの問題ではありますが、私なりの神社の楽しみ方なのです。
今年は昨年の分まで、神社巡りできたらいいな~!