☆10年後のインディゴたち:子どもから大人へ☆
先日、『インディゴ・チルドレン‐新しい子どもたち‐』の本をご紹介しましたが、"The Indigo Children Ten Years Later: What's Happening with the Indigo Teenagers!"(Lee Carroll: Jan Tober/Hay House)という、その本が出てから10年後の変化についての続編が2009年に出版されています。
この本は、インディゴチルドレンについてまとめ、本を出版した、リー・キャロルさんと、ジャン・トーバーさんが、インディゴチルドレンと思われる子どもたちが思春期を経て、成人となる過程において、どのような問題が出てきているのか、どのように学校や職場の人と関わりを持っているのかを再度調査し、まとめたものです。
又、十代になったインディゴの子たちだけではなく、今子どもであるインディゴの子たちがどのような状態でいるのかについても書かれています。お二人は、この本がニューエージの”飛んでも本”にならないよう、とても気を遣われて編集されたと感じます。様々な研究結果や、実際に子どもと接する仕事をしている人のコメントなどがたくさん盛り込まれています。
彼らは1冊目の本を出版した後 (2009年の時点で、24か国語に翻訳されたそうです!) この10年の間に”インディゴチルドレン”に対する認識が高まっていることを喜んではいますが、アメリカでは、”インディゴチルドレン”たちを”世界を変化させる為にやってきたサイキックな子どもたち、又は特殊な能力を持つ子どもたち”という点に焦点を当て、そこを強調したハリウッド的なテレビ番組などが出てきたことに、懸念もしています。
”インディゴチルドレン”という言葉が一人歩きし、インディゴの子たちをサポートするはずが、逆に孤立させてしまうことになっている場合があると書かれています。
又、”インディゴ現象”は、何も子どもたちだけのことではなく、人類の進化に関連があり、今のこの変化していく時を象徴していることであり、全ての人に関わりがあることだと言っています。
今回この本を読んで私の中で、”インディゴチルドレン”というものに対する考えが少し変わりました。
1冊目の本でも紹介されていますが、新しい意識を持った子どもたちを”インディゴチルドレン”という言葉で初めて表現したのは、ナンシー・アン・タッペ(Nancy Ann Tappe)さんという方です。彼女は、共感覚(Synesthesia)を生まれながらお持ちです(病院で調べた結果、彼女が共感覚を持っていると診断されました)。この共感覚とは、文字から色がイメージで浮かんだり、何かを食べた時に、食べたものを形(四角や三角など)として感じたりするそうです。ナンシーさんは、人のエネルギーが見え、それを色で認識するそうです。ナンシーさんが言うには、これはスピリチュアル視点で語られているオーラの色とまた別のものとのことです。
彼女は、エネルギーの色は世代ごとに特徴があるということを長年の経験から発見されました。
そんな中で、今まであったエネルギーの色でなくなっていくものと、新たに現れるものがあると感じていました。そこに現れたのが、インディゴカラーを持った子どもたちです。そして、そのインディゴカラーを持った子どもたちを見ていくと、そこに特徴が見受けられた…ということで、”インディゴチルドレン”という表現が生まれました。
彼女がみるエネルギーカラーで考えると、最近ではクリスタルチルドレンとかレインボーチルドレンについて話題にされることもありますが、彼女はまだ”インディゴカラー”しか見ていないと言っています。
クリスタルやレインボーと言われる子たちも、インディゴの子と同じように”新しい意識を持った子”たちであり、しかし、やはり”インディゴカラー”をエネルギーフィールドに持っていると言います。
インディゴには大きな特徴というものがありますが、その中でもナンシーさんは、インディゴのタイプを12種類に分類しています。
12タイプもあれば、色々ありますよね。
(クリスタルやレインボーの存在を、著者のお二人は否定されているわけではありませんし、そういうタイプの方のご意見をもっとお伺いしたいという感じです。ナンシーさんが”インディゴカラー”のみしかまだ見たことがないと言ったのは、あくまでもナンシーさんが今まで見てきた中ではということです)
ナンシーさんは、10歳以下では97%が”インディゴ”であると言っています。(本が出版された当時だと思います)
この数字には驚きませんか?97%って、ほとんど皆インディゴちゃんということになります!!
”インディゴ”に対する考えが変わりませんか?この数字を見て、どんなことを思いますか?
”若い世代が進化している。何かが今までとは違う”ということは、世界中で起こっている現象であり、”インディゴ現象”に注目しない他の分野の方たちも、世界の至る所で感じていることのようです。
そういう意味において、様々なことが今までとは別のやり方・在り方を模索している&進もうとしているという流れがあるというのは事実かもしれません。
ある意味で、文明開化のようなことが起きようとしているのかもしれません。その為に、新たに生まれてきている子たちは、新たな社会で起動する、新しいシステムを持ってきているということになります。
今の子どもたちがほとんど新しいタイプということは、それに伴って、本来は、教育制度や家庭環境なども全体で見直す必要があるんだろうと思います。
しかしそれはとても大がかりなことで、今すぐに!ということにはなかなかいきませんね。そして、今の子どもたちのたいていが、今のシステムに馴染めず反発しているわけでもありません。
”インディゴ現象”は全体で起きてることだけれども、その中でも特にその影響を強く受けている子といない子がいる…そして現時点では、”インディゴ”トピックを扱う上で重要なのは、この強く影響を受けている子たちのケアとサポートになるのかなと感じています。
続きはまた後ほど☆☆☆
