☆アロマ・精油の作り方から考えること☆
アロマオイル(精油)が実際にどのようにできるのかをイメージされたことはありますか?
アロマオイル(精油)と言うと、良い匂い(香り)、リラックス、癒される…などイメージでなんとなくおしゃれな感じもあり、実際にどういうものなのかと興味がありましたが、色々な種類があり、どれを選んで良いのかわからずに、アロマオイル(精油)がどういうものなのかよくわからぬままになっていました。
アロマに興味を持ちつつも、なんとなく(直観ですが)私は先にフラワーエッセンスの方から入ったのですが、去年の終わり頃からようやくアロマテラピーについて勉強する機会があり、そこで学んだことで、私にとって、1つびっくりすることがありましたのでこちらでシェアしたいと思います。
まず簡単にアロマオイル(精油)についてですが、植物から抽出される、有効成分を含有する揮発性の芳香物質が精油と呼ばれています。この芳香物質(精油)を抽出する方法として一般的に使用されているもので、水蒸気蒸留法と呼ばれるものがあります。
大まかな説明となりますが、この水蒸気蒸留法は、蒸留窯と冷却器と呼ばれる二つの入れ物を使います。この二つの入れ物はパイプによって繋がっています。蒸留窯を使うのは、水蒸気や蒸気によって、そこに入れた植物を蒸し、植物の芳香成分を気化(水蒸気)させる為です。気体となった芳香成分はパイプを通って冷却器へと流れていき、冷却されることにより再び気体が液体に戻ります。その液体は水とオイルに分かれます。このオイルがアロマオイル(精油)と呼ばれ、水がフローラルウォーターと呼ばれています。
これは映像を見たからこそイメージが沸きやすかったのですが、ここで私がびっくりしたことは、”芳香物質”という言葉から、何か物体というか目に見える物質(すりおろしりんごとかそういうイメージの)が入っていると勝手にイメージしていたのですが、アロマオイル(精油)はそれが出来上がる過程で、一度、気体となるということに、私はとても感動を覚えました!
気体ですよ、気体!!目に見えないものです。それが冷やされると、再度オイルという目に見える物質になる。こういうことは、電話やインターネットの繋がり方と同じで、何度その説明を聞いても不思議だなと思いませんか??
蒸留方法は、アラビアなどで錬金術の流れの中で開発されたものですが、これこそまさに、錬金術だな~と思います。
そんな風に考えると、目には見えないからわかりにくいけれど、酸性雨とか、原発とか、空気汚染とか、そういうものも、本当は色々あるのかな~と考えさせられます。
そして、アロマとフラワーエッセンスの相違点や共通点についても、色々と感じることがありました。
アロマオイルは現在、科学的にも様々な所で研究され、有効成分なども色々と調査されていますが、フラワーエッセンスはアロマやハーブとは違い有効成分が作用するというものではありません。それ以外の”何か”が働くと考えられています
今回、アロマオイルの蒸留方法&その他について学んだことで、アロマだけでなく、フラワーエッセンスに対する新しい発見やひらめきもあり、様々なことは繋がっているんだな~と更に興味が沸きました。
