福餠 | 続・阿蘇の国のアリス
「ドタバタ、ドタバタ...」


「ドタバタ、ドタバタ...」




「ふ~っ、
なんとか間に合った...」


午後2時30分に
南阿蘇を出発して...

「高橋稲荷神社
・初午大祭」の
午後4時が最終の
「福餅まき」に...

なんとか
間に合うことができた
ママとパパでした。


位置について...


よーい


ドン


「ヒュ~!」


「ポトン♪」

ママは見事、
空中で福餅をキャッチしました。


「1、2、3、...15個拾えた」


ということで、
今から参拝です。


「キツネさん、よろしくね♪」




本殿へ




源策社へ












最後は元吉社に。


神さまの前では
人は正直になるべきだ。

だって神さまなのだから
嘘は見抜いてしまうだろう。

見抜かれるのなら、
最初から本心を
差し出せばいいのだ。

心の中にある、願いを。


「神さま、私怖い、助けて...」


「コン♪」


「りぃさん、どこかな?」


その日、
りぃさんが
会いに来てくれることに
なりました。


あきらめかけたとき...


「アリスちゃん、
会いたかった...」


「...ウェ~ン!」

その姿に胸が詰まりました。

ここにも、
私を愛してくれてる人がいる。


「一緒に、ご飯たべましょう♪」


「ようやく、会えましたね」




「アリスちゃん、元気でね♪」


「これは?」

「露天で買った梅ヶ枝餠よ」


「ねぇママ...

ジュジュくん、ルナちゃん、
ローリィママさん、
ルイくん、エルちゃん、
小次郎チャン、
ココちゃん、ロコちゃん、
ひめちゃん、シエルちゃん、
なみさん、シホさん、
マリリンさん、うめまつさん、
ヘビースモーカーさん、...
みんなの福餠、拾ってくれた?」

「うん」


「よかった」


「読者の皆様に、
福が来ますように。

高橋稲荷神社
初午大祭限定御朱印です」


「コン♪」