ひたすら | 続・阿蘇の国のアリス
夕方、ママとパパは
キャンドルさんで整体です。


イケメン店長の母親が働く
「ひめ路」さんで
郷土料理を食べて行きました。




「ビームさん♪今、軽井沢ですか?
寒くて鼻水が垂れている...。
あっ、これスピーカーです」


ビームさん、ジャスママさん、るーさん。
9月待ってます♪


療術師の奥様も
明日の聖子ちゃんのコンサートに、
行かれるそうです。


ママとパパの整体の次は、
偶然ソランママさんでした。

譲渡犬ソランちゃんの足が悪いため、
鍼治療に連れて行ったそうです。


「ソランちゃん、幸せだね♪」

パパが言うとソランママさんは
嬉しそうに笑みを浮かべました。

「ううん、私の方が幸せ♪」


ねえ、アリス...。


おまえはどうして、
そうまでして生きようとしているの?

苦しいでしょう、辛いでしょう...


じいっと見つめる。

アリスのことを
いつまでもいつまでも見つめる。

なんだかわかった気がした。

アリスはひたすら、生きて、
ぼくに愛を注ぎ続けているんだ。