ワスレナグサ | 続・阿蘇の国のアリス
「アリスちゃんが来た!」




「いらっしゃい、アリスちゃん♪」


「やぁ、リリィちゃん♪」

「生きていたんだね...アリスちゃん」


たとえば7歳で死んでも、
私は何かを残せたかな。


犬としての品格を
失わずにいられたかな。


そしてなんのために
自分は生きているのかと考えたとき、
自分以外の誰かのために
何かをするということが
わかってきました。


その基盤になるのは、
家族というものです。


「アリスちゃんにシンクロ」


もし、脳腫瘍の私が、
余命一ヶ月の私が生き続けることで...


ママの生きる勇気と
希望につながるのなら、
私は何度でも立ちあがります。


だから見ていてね、ママ...


これからも、ずっと。


「ワスレナグサ...」


「花言葉は...」


「私を忘れないで、か」