「和食 恵の」さんからは、
「アスぺクタ桜公園」を目指しました。
奇しくも3月25日から
「第3回南阿蘇村3つの桜物語り
スタンプラリー」が開催されていて...
その中の1つの会場が
アスぺクタ桜公園だったのです。
野外ステージを囲むように植えられた
約6700本の桜は、
河津桜や染井吉野、山桜など
様々な品種の桜を長い期間楽しめます。
「あそ望の郷とここで、2個目のスタンプ♪」
「さぁ、遊びましょう!」
「ぼくは、ジュジュ。
阿蘇にはもう何度も来ている」
「ぼくは、もなか。とても強いんだ」
「わたしは、あんず。
ちょっぴり甘えんぼうなの」
「アリスちゃんが
車から降りたくなるよう、
みんなで騒ごう!」
「みんなの声が聞こえる」
「私も一緒に遊びたい...」
春の盛りの公園がすべて目のなかに
吸いこまれていくようです。
ここで、イノシシのワル坊と闘った...
どこまでも、
ウサギのウサギイン・ボルトを
追いかけた...
リリィお姉ちゃんと最後に
バーベキューをしたのも
ここだった。
今となっては、
すべてが懐かしい...。
私たちは30分ほどかけて、
ゆっくりと公園をめぐりました。
パパは驚くほどやさしい声でいいました。
「残された時間は短いかもしれない。
でも、精いっぱい素敵な時間にしよう。
アリス、お前は自慢の娘です。
とてもいい子だ」
「ジュジュかあさん、これは、
ぼく(お梅)とフー子からです」
「これは、私(せいらママ)からです。
おめでとうございます」
「ジュジュかあさんから
もらっちゃった♪」
「あなたが、ジュジュくんで...」
「あなたが、もなかくんね」
私は涙で曇った目をあげて、
自分の誕生日をいっしょに過ごす
友達に笑いかけました。
私、誕生日まで生きれたんだね...。
「ありがとう」