苺凛香(ばいりんか) | 続・阿蘇の国のアリス
9日は冬型の気圧配置で、
朝に雪が降りました。


「おはよう、ヤキトリ。
よく生きていけるね」


「コッ、コッ。アリスちゃん、歩けないの...」


「立っていることはできるんだけどね」


最近の私は、
トイレをすませるまでに、
30分程時間が掛かってしまいます。

「ママ、待たせてごめんね」

「ゆっくりでいいよ」


その日は、
「明神池」に寄って、
「苺凛香(ばいりんか)」さんに
行きました。


「アリスはもうここさえも
降りて来れないのね」


「苺凛香」さんには、
パパに抱いてもらって
入りました。


「アリス、好きなものを言ってごらん」






ケーキを食べていると、
店の前を
白水そば「なか津」さんご夫妻が
愛犬を連れて歩いて来ました。


私の姿を見た中津さんは、
泣いてしまいました。

悲しくて泣いたのではありません。

がんばっている姿に
感動して泣いたのです。

私にとって、
車で5分の距離でさえ、
もう宇宙旅行というわけです。