本を開く | 続・阿蘇の国のアリス
紅葉の名所として知られる九酔渓。


その下流に位置する
「たなべ」さんは、
やまめ料理の専門店です。


パパは...


塩焼きに、背ごし、甘露煮...


南蛮漬け、やまめご飯が付いた
もみじ定食を。




ママは、
だんご汁の付いた
やまめの塩焼き定食を食べました。


「ベロ~ン♪」


「たなべ」さんが
再開されたのは、10月27日...


地震と大雨による土砂災害で
道路が塞がれたため、
5か月振りの再開となりました。


そのせいなのか、
今年は目の前を流れる川で
大ヤマメがたくさん釣れたそうです。

※45㎝が釣れたトンネル横の砂防


「パパ、来年は釣りに来ようね」

「うん...」


帰りは来た道を戻りました。


途中、
ママとパパは
長者原温泉郷に寄りました。


法華院温泉別館
「花山酔」が
パパのお気に入りです。


なぜかって?


柔らかいお湯に
心ゆくまでゆっくり浸かった後...


休憩室で本が読めるからです。


眠れない夜と出合った時、
パパは本を開きます。


深夜に誰かを起こすことは
できませんが、人間には、
いつ起こしても決して怒らない、
本という友人がいます。


「アリスちゃん...
パパとママ、まだ帰ってこないの?」