飛べない豚 | 続・阿蘇の国のアリス


「ハッ、ハッ、中古車には負けない!」


大雨の日も...




炎天下の日も...


わたしたちは旅に出ました。


南小国町の
「風のもり」さんに行くと、
地震で被害にあった田んぼに、
水が引かれていました。


ウグイスとホトトギスの鳴き声が
田んぼの上にこだまして...


カジカガエルがルルルと鳴きました。


先日行った、
「久住ワイナリー」さんに、
また行くと...


パパはワインソフトを、
ズボンにこぼしてしまいました。


それを見ていたキジは
ケーンケーンと笑い、
ママはアララとなげきました。


その日は、
どこに行っても人と出会うことはなく...


人間のいない世界に流れる
ひそかな自然のリズムを
垣間見たような気がしました。


「ママー、ジュジュくんがした
オシッコの上にオシッコしたー!」


「えらいねー」


夜になると、
にせモンがわたしたちのいる
竹田までやってきました。
※「竹田丸福」さん


晩ご飯をおごってもらうためです。


にせモンは
ブーブー言いながら、
トンカツ定食と、
とり天単品と、
とりのブツ切り単品と、
鳥のモモをたいらげました。


それにしても...


あの豚...よく食べるね。