約束の黒川温泉 | 続・阿蘇の国のアリス
「いつか、黒川温泉に、
一緒に行けたらいいですね」

いつか一緒に旅をしょうと、
語り続けてきた、
温泉がありました。


1月17日、
想い続けた夢がかなう日の朝は、
どうして心がシーンと
静まり返るのでしょうか。


「とうとう実現しましたね!」


私たちが大切な
友人同士になったのは、
阿蘇という土地を、
同じ想いで見つめていた
からなのかもしれません。


黒川温泉の
「ふもと旅館」さんに
泊まった翌日は、
温泉街を歩きました。


射的、白玉っ子、
いご坂、田の神様、
せんべい、つけもの、
どらどらバーガー...。
皆、子どものように
はしゃぎながら、
一緒に時を過ごしました。


お昼は、
そば街道にある
「戸無のそば屋」さんで
いただきました。




山のような料理も
力を合わせてたいらげました。




最後に立ち寄った...


ラピュタの道...


今だってあの風景は
脳裏に焼きついています。


ビームさん...。
寒風の中、いつまでも、
いい写真を撮ろうと、
かまえてくださって
ありがとうございます。

シャッターを押す手が
震えていたのを、
今も思い出しています。




ジャスママさん...。
また、飛行機に
乗り遅れそうに
なってしまい、
申し訳ありませんでした。


にせモンとふざけて、
ぎりぎりまで
たくさん食べて
しまったから...。


ゲートが一旦閉まった時、
泣きそうになった
ジャスママさんの顔が、
たまらなくいとおしかったです。


それでも
あの日の帰り道、
私たちは、
叫びだしたくなるような
幸福感に満たされていたのです。