うたかたのイブ | 続・阿蘇の国のアリス
今日は、12月24日。
ママにとって50回目、
私にとって5回目の、
クリスマスイブです。


ママの乾杯の後、
クリスマスパーティーが
始まりました。


そこには、私の愛する、
イケメン店長、釣りキチ店長、
にせモンにぶたモン、
お梅とフー子、それに、
せいらちゃんとかよちゃん、
アバレンボウユイちゃんと
アマエンボウホノカちゃんの
姿もありました。


クリスマスケーキ、
オードブル、寿司、
からあげ、カキフライ...


デスクの上は、
食べ物でいっぱいです。




私も自然と、
その輪の中に入ってゆきました。




会話が弾み、
はしゃぎ疲れれば、
また食べはじめ、
いつしかパーティの夜が
更けていきました。


深夜まで続いた
パーティが終わり、
おうちに帰ると、
私は長椅子に横になり、
ママとパパは
堀座卓に座りました。


不思議なほどに
ゆったりとした時間が流れ、
私たちは何も
しゃべりませんでした。


まるで、
うたかたのようなイブの夜を
惜しむかのように、
いつまでも黙ったままでした。